「東北大学学友会報道部×TOHOKU SOULFUL」コラボ記事

今回の知っトク東北は、NHK仙台放送局と東北大学学友会報道部のコラボ企画前編!
東北で大学に通う現役学生記者がNHKのイベントの裏側に潜入し、
学生目線で東北ゆかりの出演者、そして本イベントを創り上げた制作スタッフ陣へ取材しました。

「TOHOKU SOULFUL」は、東北にゆかりのあるアーティストが“東北魂”あふれたパフォーマンスを披露し、音楽やトークを通じて地元愛を表現する熱いステージ。
公開収録を2024年2月25日(日)に仙台国際センターにて行い、3月22日(金)に総合テレビで東北地方向けに放送した。

番組HP:https://www.nhk.jp/p/ts/9YZNMGJ1VY/

前編では、司会の王林さんと狩野英孝さん、アーティストのKREVAさんから話を聞く。日本中に名を馳せる彼らの、地元東北への思いや若者に送るエールとは?(取材:鈴木 舞優、撮影:林 亮佑)

地元発信する勇気 アグレッシブに挑戦を

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王林
【プロフィール】
タレント。青森県弘前市出身。
持ち前のキャラクターと
津軽弁トークで青森の魅力を発信する。

 

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狩野英孝
【プロフィール】
お笑いタレント。宮城県栗原市出身。
同市櫻田山神社の神主も務め、
「くりはら観光大使」を委嘱されている。

 

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―お二人にとって地元とは?

(狩野)
癒しですよね。芸能界の友達よりも未だに地元の高校とかの友達のほうが多いです。今でも連絡取り合ったりとか一緒に遊んだりします。
(王林)
パワーの源。自分の充電できる場所が青森にしかないみたいな感覚です。青森でパワーをみなぎらせているから東京で頑張れています。

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―リハーサルを終えてどのように感じましたか

(狩野)
東北人って絆が強いというか、仲間意識がすごくあるなと感じます。初めましての人も多いですけど、なぜか初めましてな気がしなくて。同じチームだなあという感じがありますね。
(王林)
音楽に特化したイベントって東北ではあまりなかったと思います。自分たちがいる東北が最高で、東北からもっともっと世界にいろんなものを届けていこうよって、皆さんも一緒になって気持ちを高めていけたらいいなと思います。

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―東北出身の若者へエールをお願いします

(狩野)
若いうちは早く東京行きたいっていう気持ちがあるんですけど、いざ東京出てみると地元っていいなって思って、早々にみんな帰るんですよね。
(王林)
たしかに(笑)
(狩野)
だからこそ、一回飛び出してみるのはいいかなって思います。限界を知れるってことも大事。そこから新しい挑戦も、新しいパワーも見つかります。だからどんどん新しいことにアグレッシブに挑戦してほしいです。
(王林)
同世代や高校生のファンの方から、地元がすごく好きなんだけどそれをどうこれからの仕事につなげていったら分からない、やり場のないパワーをどうしたらいいかっていうメッセージをよくいただきます。
東北出身で活動されている方はたくさんいます。そういう方からパワーをもらって、地元について発信することにもっと前向きになれるようにしたい。そんな勇気をこの番組で、皆さんに届けられたらいいなと思っています。

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「挑戦を誇れる」 必要以上に思いっきり

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KREVA
【プロフィール】
ラッパー、シンガーソングライター。青森県弘前市生まれ。
2004年9月8日「音色」でメジャーデビュー。作詞、作曲、トラックメイク、ラップ、さらにはプロデュースまで、すべて自身で行う。様々なアーティストへの楽曲提供やプロデュース、映画の出演など幅広く活動。

 

―一曲目「ラッセーラ」は青森市から依頼を受けて作った楽曲だそうですね

そうです。「挑戦を恐れず誇れる」という歌詞から始まるんですけど、実は青森市が市内に企業を誘致する用のキャッチコピー「挑戦を誇れる町 青森」からとったものなんです。「挑戦できる」ではなくて「挑戦を誇れる」なのが恰好いいと思って。

―たしかに珍しい言い回しですよね

僕も挑戦することを常とするということを信条として持っています。僕の信条と青森市の信条とが重なったことで、力強い曲になったのではないかと思います。

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―本番組の見どころとは

狩野英孝さんの無茶なクイズがあるってことですかね(笑)

―ノリノリで参加していた印象です

ああいうときに照れて恥ずかしがったり面倒くさそうにしたりするのが一番かっこ悪いなと思っています。高校時代、ドイツからの留学生を歓迎するために餅つき大会をやることになったんですが、当時は意味分かんねえよって言って行かなかったんです。でも今思えばそんな機会なんてそうないので、むしろ勇んで行けばよかったなって後悔していて。だから、やってもいいなっていうときは必要以上に思いっきりやるようにしています。

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―東北出身の若者へエールをお願いします

さきほどの餅つき大会に参加しなかった話と同じです。必要以上に思いっきりやってほしいと思います。東京に出てくるにしても自分の住んでいる東北の素晴らしいところを一つでも二つでも見つけてから行けばいいと思うし、その作業が面白いと思ったらそのまま突き進んでもいい。頑張ってほしいです。

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【インタビューの感想】
インタビューを通して、皆さんの東北に対する愛を感じ、私の生まれ育った東北をもっと好きになれました!ありがとうございました!

聞き手
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名前:鈴木 舞優
出身:青森県青森市
担当:取材
東北のすきなもの:りんごシャーベット

 

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名前:林 亮佑
出身:福島県いわき市
担当:撮影
東北のすきなもの:メヒカリの唐揚げ