気仙沼から伝える 東日本大震災でお世話になった人たちへ"ありがとう"

「3月11日を感謝の言葉であふれる日にしたい」。
東日本大震災から10年を前に、宮城・気仙沼の人々とNHK仙台が一緒に立ち上げた「ありがとう委員会」。これまで伝えられなかった“ありがとう”の思いを感謝状にしたため、思いを込めて手渡す、というプロジェクトです。
NHK仙台では、そんな気仙沼の方々のこれまで伝えられなかった“ありがとう”を見つめ、3年にわたり放送をしてきました。そして、今年も第4回目を放送しました。

「ありがとうを3.11に伝えよう委員会2024」
3月9日(土)総合 午後5:00~
※NHKプラスで配信中! こちらから

ゲストは、気仙沼で暮らすありがとう委員会が、毎年感謝状を贈りたい方々をご招待。

第1回目は、井ノ原快彦さん南野洋子さん
第2回目は、小山慶一郎さん
第3回目は、北山陽一さんをお招きし、感謝状を贈りました。

20240306_arigatoutokusyuu_01.jpg
第1回(2021年)

20240306_arigatoutokusyuu_02.jpg
第2回(2022年)

20240306_arigatoutokusyuu_03.jpg
第3回(2023年)

そして第4回目の今年は・・・

20240306_arigatoutokusyuu_04.jpg

ありがとう委員会のメンバーが“ありがとう”を伝えたいと招待したのは、
震災直後から気仙沼のお祭りに来てくれて、町を明るくしてくれた蝶野正洋さん。
海の見える会場で、思いを込めて感謝状を贈りました。

さらに今年は、ありがとう委員会初となる“ありがとうの出前授業”を実施!
160人以上の高校生がこれまで伝えられなかった感謝の思いに向き合いました。

20240306_arigatoutokusyuu_05.jpg

会場では、1月1日に起きた能登半島地震とも向き合い、
東日本大震災を経験してきた“気仙沼から北陸の方々へ思いをよせる時間”をつくりました。番組では、そのメッセージの一部をご紹介します。

20240306_arigatoutokusyuu_06.jpg
(ありがとう委員会 委員長 小野寺幸史さんのメッセージ)

(気仙沼の皆さんがよせた北陸へのメッセージは、こちらからもご覧いただけます)
NHK仙台放送局|“ありがとう”を身近な人に伝えてみませんか?by ありがとうを3.11に伝えよう委員会

毎年、たくさんのすてきなありがとうに出会えるこの番組。
番組をみたあとに、「この人に伝えたいな」「ありがとうを伝えるっていいな」と
思ってもらえるとうれしいです。

さて、今年はどんなすてきな“ありがとう”に出会えるのでしょうか。
NHKプラスで、ぜひご覧下さい。
ありがとうを3.11に伝えよう委員会2024|NHKプラス

20240306_arigatoutokusyuu_07.jpg

20240306_arigatoutokusyuu_08.jpg

20240306_arigatoutokusyuu_09.jpg

ありがとう委員会のHPでは、これまでに生まれた113の“ありがとう”※1を紹介しています。

さらには、感謝状のダウンロード・アップロードもできます。
ぜひ、皆さんも“ありがとう”を伝えてみませんか?
NHK仙台放送局|“ありがとう”を身近な人に伝えてみませんか?by ありがとうを3.11に伝えよう委員会

※1 3月9日時点の数です。

20240306_arigatoutokusyuu_10.jpg