【新人アナ日記#6】仙台育英悲願の初優勝! 躍進支えた吹奏楽部の演奏

仙台育英高校、祝!夏の甲子園初優勝!!
本当に、本当におめでとうございます!!

NHK仙台の局内も大変盛り上がりまして(仕事はもちろんしていますよ!)、
勝ち上がるたびに、大きな拍手がおこっていました。

局の1階にある大型モニターで公開された決勝もチラッと見にいったのですが、こちらも大盛況でした。
200人以上集まっていただいたとのこと…ありがとうございました!

思い出すこと3週間前、私は宮城大会決勝の中継で
仙台育英のスタンドリポートを担当していました。

応援にきた生徒や保護者の皆さんから伺った話を織り交ぜながら、
スタンドから応援の様子をお伝えしました。

中でも印象的だったのが、吹奏楽部のみなさん。
ことしの夏に向けて練習してきた新曲があったんです。
野球部と相談して、宮城にゆかりがある歌を応援歌に採用することになり、
『青葉城恋唄』や、ベガルタ仙台の応援歌『シャンゼリゼ』(原曲は『オー・シャンゼリゼ』)などを演奏してきました。
攻撃開始時や得点時に耳にした方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は中継ではお伝えしきれなかったのですが、吹奏楽部のみなさんは、
新型コロナの感染防止対策のため練習や活動に制約があったとのこと。

特にことしの3年生は、入学した年にコロナの感染拡大が始まった学年。
高校野球の応援も、球場で実際に音を出して演奏できたのは、
入学以来、宮城大会の決勝の時点でわずか4回目だったそうです。

決勝では、4回目とは思えない音の迫力を感じながら、
野球部が勝ち続ければ、吹奏楽部も演奏し続けられるなぁ…と感じながらリポートしていました。

「宮城らしい演奏を甲子園でも響かせたい。」取材した生徒の言葉です。
チームは甲子園で最後まで勝ち続けて、
野球部にとっても、そして吹奏楽部にとっても一番長い夏になったのでした。

歴史を変えた甲子園での大躍進も、吹奏楽部のアルプスでの演奏がきっと後押ししていたのだと思います。


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【スタンドリポートの取材メモ。字の雑さに当日の頑張りが見えます(?)】

改めて、仙台育英高校のみなさん、優勝本当におめでとうございます!
感動をありがとうございました!

東北地方にお住まいの方は、きょう午後7時30分から総合テレビで、
特番『おめでとう!仙台育英~深紅の優勝旗 初めて東北へ~』もぜひご覧ください。
(NHKプラスで2週間の見逃し配信もありますよ~こちらは全国で見られます!)