シコクチャルメルソウ
写生した時期:1902年ごろ 図版の大きさ:約42×30.5cm
ユキノシタ科。四国や九州などで見られる多年草(たねんそう 冬になってもかれずに、次の年も花をさかせる草のこと)。花がさくのは4~5月です。チャルメルソウという名前は花の形が中国の楽器・チャルメルににていることに由来(ゆらい)します。
ていねいにえがかれた細い毛
シコクチャルメルソウには、全体に毛がたくさんはえています。
これらの毛は虫をよせつけないため、と考えられています。
もっと知りたい 細い線をえがく工夫(くふう)
シコクチャルメルソウの花
シコクチャルメルソウの花の直径は2~3mm。かなり変わった形をしています。花の蜜(みつ)をねらってやってくるのはミカドシギキノコバエというハエの仲間。他の虫はほどんどきません。実はこの形とハエとの関係には、生き残りをかけたこの植物の戦略(せんしゃく)があります。
もっと知りたい シコクチャルメルソウの花のひみつ
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