こんにちは、スポーツキャスターの森本です。

高校球児たちの熱い夏が帰ってきました。
去年は新型コロナウイルスの影響で中止となった夏の全国高校野球が２年ぶりに開幕したのです。

開会式では、俳優の山崎育三郎さんが、大会歌「栄冠は君に輝く」を独唱。
甲子園球場に響き渡った歌のエールに、私も心が震えました。

新型コロナウイルスの感染が再び拡大するなか、ことしの大会は徹底した感染対策がとられます。
開会式でも、例年、場内を一周していた入場行進が、外野から内野に向かって歩くのみと簡素化。
選手たちも全員がマスクをしていました。
さらに、一般の客に対してチケットの販売は行わず、入場は学校関係者のみに制限されています。
それでも、春のセンバツでは認められなかった吹奏楽の演奏が戻ってきました。
５０人までという制限付きですが、アルプススタンドからの吹奏楽の応援はぐっときますよね。

内野席に座る各学校の応援団も大きな声が出せないぶん、バルーンスティックなどを使ってより大きな音を出そうと工夫していることが印象的でした。

“野球は何が起こるか分からない”とよく言われますが、ことしはどんなドラマがあるのでしょうか。
４９の代表校の熱い戦いを、日々お伝えしていきます！

スポーツキャスター　森本 万里奈（もりもと まりな）

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