大雪「不要不急の外出控えて!」 何が危ない?その時どうする?
大雪のおそれがあるとして、気象庁と国土交通省が「不要不急の外出を控えて!」と緊急発表などで呼びかけている。そんな時は災害や大規模な立往生が起きるおそれがある時で、要注意です。どうしたらよいのか、まとめました。
目次
気象庁と国土交通省の「合同」呼びかけは特に注意
大雪によって大きな影響が出ることが予想されると、気象庁や国土交通省は「不要不急の外出を控えて」と呼びかけます。
こうした場合は、災害や立往生が起きる危険性が高まっている時です。
特に、気象庁と国土交通省の担当者が合同で呼びかけている時は要警戒です。
医療や災害対応など、やむを得ない場合もありますが、できる限りスケジュールの変更や延期、在宅勤務を検討してください。
従業員に無理な出勤・帰宅をさせないで
会社の経営者や上司の皆さんにお願いです。
従業員に無理な出勤・帰宅をさせないでください。
大雪が予想される日の業務を休みにしたり、在宅勤務に切り替えたりはできないでしょうか。業務時間の変更はできないでしょうか。検討をお願いします。
皆さんの判断が従業員の命に直結します。
運送や宅配など「物流」を担う方々はなかなか休めないかもしれません。
ただ、過去には大型トラックなどの立往生が原因で大規模な立往生が発生したことがあります。場合によっては行政処分の対象になります。
予定の変更が難しいなどやむを得ない場合でも、冬用タイヤの装着は当然ですが、チェーンを早めに到着し、ルートの見直しや迂回路の検討をお願いします。
運送事業者が安全に業務を進めるためには、荷主の承諾が必要です。荷主の皆さんも理解と協力をお願いします。
そして事業者だけでなく、私たち1人1人が「災害が切迫しているから遅れても仕方が無い」と受け止めることが必要です。
大阪放送局 災害担当記者 藤島新也
>>国土交通省「大雪等異常気象時における輸送の安全確保に向けたご理解とご協力のお願いについて」(NHKサイトを離れます)>>NHK「大雪での立往生 積み荷や車種で違いが どう対策すれば」
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