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特別展「海」 NHKの「潜水撮影の舞台裏」もぜひご覧ください

  • 2024年03月26日

名古屋市科学館で開催中の、特別展「海 ―生命のみなもと―」。「海」の誕生から現在を多様な生物の紹介とともに解き明かし、海との未来を考えていく特別展です。
会期中、会場の名古屋市科学館6階では、NHK潜水班による「潜水撮影の舞台裏」を展示しています。これまでダイオウイカの撮影をはじめ、さまざまな水中世界を撮影してきたNHK潜水班。こちらも盛りだくさんな内容ですので、ぜひ足を運んでみてください。

特別展「海 ―生命のみなもと―」
Special Exhibition The OCEAN -The Origin of Life
3月16日(土)~6月9日(日)名古屋市科学館

詳しくはこちら

こんにちは 私たちはNHK潜水班です

NHKには「潜水班」という潜水撮影の専門チームがあり、約100名のカメラマンやアナウンサーが所属しています。ニュース番組や「ダーウィンが来た!」などの自然番組の撮影を行い、水中世界を発信しています。
今回の展示では、NHK潜水班がこれまでに撮影した中からえりすぐりのシーンをパネルにまとめてご紹介しています。新発見や世界で初めて撮影に成功した驚きのシーン、戦争や災害など歴史を記録する画像などをお楽しみください。

3次元モデルはこちらからご覧いただけます。
動画はこちらからご覧いただけます。
VR動画はこちらからご覧いただけます。
潜水班の最新取材はWEB記事でも発信中
クロマグロの大群
<2021年 ほっとニュース北海道 北海道 松前町>

ねらうはイワシの群れ。津軽海峡に流れ込む強い海流の影
響でプランクトン豊富な海水が流入するため、魚が集まる。
水中洞窟 セノーテ
<2020年 NHK スペシャル「ホットスポット 最後の楽園」 メキシコ ユカタン半島>

澄み切った水で飛んでいるようにも見える。古くはサンゴ礁だった場所が今は洞窟に。特別な訓練をしたダイバーしか潜ることは許されない。
カキ棚
<2021年 おはよう日本 宮城 気仙沼市>

地元漁師は「東日本大震災後、地形や潮の流れが変わり、以前と同じ場所にいかだを置いても育ち方は違う、もっと海のことを知る必要がある」と話す。
復興のシンボル クチバシカジカ
<2021年 ダーウィンが来た!「震災から10年 奇跡の復活! 三陸の生きものたち」 宮城 南三陸町>

日本では三陸沿岸でしか見られない珍しい魚。
胸びれを足のように使い海底を這うように動く。
クマノミの卵
<2022年 マクロの楽園へようこそ 静岡 伊東市>

卵は大きさ約2ミリ。
一度に300~400個ほど産むと言われる。
潜水アナウンサー
<2022年 マクロの楽園へようこそ 静岡 伊東市>

海の中でリポートする仕事。
マイクが内蔵された水中マスクを装着して潜る。
江戸前海苔を食べるクロダイ
<2023年Dear にっぽん「“江戸前” を危機から守れ ~千葉・のり漁師の苦闘~」>

海水温の上昇などで、冬の間も活発に動くように
なったクロダイ。「江戸前海苔」の養殖に被害が・・・
ピグミーシーホース
<2021年 柏島~海と人がつむぐ命の物語~ 高知 柏島>

タツノオトシゴの仲間。柏島周辺は、瀬戸内海から
の栄養豊富な潮に南からの暖かい黒潮が流れ込み、
1000種もの魚が暮らす。
木が産卵床 アオリイカ
<2021年 柏島~海と人がつむぐ命の物語~ 高知 柏島>

卵を産みつける海藻が、環境の変化で減少。研究者、
漁協、地域が協力し、産卵床となる「木」を海中に
設置する活動が20年間続く。
繰り返すサンゴの白化現象
<2022年 おはよう日本 沖縄 石西礁湖>

白くなったサンゴは栄養を受け取れなくなり、
このままの状態が続くと死滅する。

潜水班に入るためには、「潜水士」という国家資格に合格したうえで、NHK独自の過酷な研修を受けダイビングスキルや体力測定の課題をクリアしなければなりません。
そんな厳しい訓練を乗り越えた人しか見ることができない、潜水班が撮影した水中世界の展示。
特別展「海」にいらっしゃる皆さま、ぜひNHK潜水班の展示もご覧ください。

展示の様子

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