芋と牛肉を煮込んだ、日本でいう肉じゃがのような料理"バカ・アトラーダ"。ブラジルでは家庭料理の定番として親しまれています。大学に通うかたわら外国ルーツの子どもたちも教える塾を経営するアドルノ・ジゼレ・クリスティーさんに、みずからの"母の味"だというこの料理の作り方を教えてもらいました。
教えてくれた人:アドルノ・ジゼレ・クリスティーさん
- <材料(4人分)>
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- 牛肉・・・400g
- にんにく・・・1/2片
- たまねぎ・・・1個
- キャッサバ(芋の一種。じゃがいもでも代用可)・・・400g
- パプリカパウダー・・・大さじ1
- 塩・・・適量
- こしょう・・・適量
- 水・・・500ml
- <作り方>
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(1)
牛肉は一口大に切り、にんにくは細かく刻みます。これらに塩、こしょうを加えてもみ込み、冷蔵庫に15分ほど入れておきます。
(2)たまねぎはざく切りにし、キャッサバは皮をむいて10cmほどの長さに切り分けたあとスティック状になるよう縦に4分割します。
(3)圧力鍋にオリーブオイルをひき、牛肉を炒めます。肉の全面に焼き色が付いたら水とパプリカパウダー、たまねぎ、キャッサバを加え、40分煮込んだら完成です。圧力鍋がない場合は、鍋にふたをして1時間から1時間半ほど煮込んでください。