「お坊さんが気絶するほどおいしい」という意味の、トルコの家庭料理"イマム・バユルドゥ"。なすやトマトなど、野菜だけを使って作る料理で、トルコで広く親しまれています。三重県で解体工事の会社を営むポラット・アバスさんに、来日直後の下積み時代の支えになったというこの料理の作り方を教えてもらいました。
教えてくれた人:ポラット・アバスさん
- <材料(2人分)>
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- なす・・・4本
- トマト・・・1個
- たまねぎ・・・1/2個
- ピーマン・・・2個
- にんにく・・・1片
- パセリ・・・適量
【A】- 砂糖・・・小さじ1/2
- コンソメ・・・小さじ1
- ケチャップ・・・大さじ1
- <作り方>
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(1)
まずトマトソースを作ります。トマトはさいの目に切り、たまねぎは薄切りにします。ピーマンとにんにく、パセリは細かく刻みます。
(2)フライパンにオリーブ油をひき、たまねぎとピーマンを炒めます。しんなりしてきたらトマトとにんにく、【A】を加えて5分ほど煮込みます。汁けが1/3程度になったら火から下ろしておきます。
(3)なすはピーラーで皮をしま目にむき、フライパンにオリーブ油をひいて焼きます。全体に油が回ったら、ふたをして弱火で5~10分ほど蒸し焼きにします。
(4)(3)のなすを包丁で縦に切れ目を入れて広げ、切れ込みに(2)をたっぷり詰めます。余ったトマトやピーマン、パセリで飾りつけをし、190℃に熱したオーブンで20分焼いたら完成です。