気象予報士　斎藤綾乃さん　お別れメッセージ

 

5年間お世話になりました。

長崎では、大雨、台風、大雪、あびき、様々な気象現象を経験し、お伝えしてきました。気象予報士としてもステップアップできた日々だったと思います。

番組に寄せられる季節の写真の数々、クイズに参加してくれる皆さん、街中で声をかけてくださる皆さん、離島でお世話になった方々、長崎のみなさんに育てていただいた5年間でした。

そして長崎の思い出と言えば何といっても「釣り」です。人生初の釣果をいくつも納めました。カサゴやアジから始まり、ミズイカ、ヤズ、ネリゴ、マトウダイ、そしてアングラーの憧れアラ（クエ）。コロナ禍でもできる余興として始めた釣りにどんどんはまっていきました。釣れる魚種の多さ、大きさ、おいしさ、長崎の海の豊かさにはまったのです。

気象予報士としても、人としても、アングラーとしても育ててくれた長崎は第2の故郷です。ありがとうございました。新年度からは、北陸地方、福井県で気象情報を伝えていきますが、長崎での経験を生かしていきたいと思っています。
そして休日に長崎の岸壁で、ふと隣を見ると竿から糸を垂らしている私がいるかもしれません。その時は、ぜひ声をかけてくださいね。