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NHK長崎 2023年初の○○○○

  • 2023年01月06日

2023年、あけましておめでとうございます。

ことしもNHK長崎放送局、ながさきWEB特集をどうぞよろしくお願いします。

年始めの県内の「初⚪⚪⚪⚪」を集めてみました。

 

初日の出フライト

まずは”初日の出”です。

元日、長崎空港発のチャーター機に乗って、九州上空から初日の出を楽しむ催しが開かれました。

参加したのは抽せんで選ばれた家族連れなど130人。

チャーター機に乗り込み、まだ辺りが暗い午前6時半ごろに空港を出発しました。

そして午前7時15分ごろ、チャーター機は長崎県の壱岐・対馬の上空で日の出を待ち、空がしだいに赤みを帯び、太陽が見え始めると参加者は窓にぐっと顔を寄せて、地上とは違った初日の出を写真に収めていました。

このあと、チャーター機は福岡県や熊本県の阿蘇山の上空をめぐり、およそ2時間のフライトを楽しみました。

参加した
中学2年生

「飛行機からの初日の出は初めてで、とてもきれいでした」

参加した
30代男性

「きれいでまぶしかったです。いい1年になりそうな日の出だったので、家族みんな元気で楽しく過ごしたいです」

初登庁

長崎市役所 新庁舎

新年を迎え、長崎市役所の庁舎がオープン。

4日からは田上市長をはじめ職員が新庁舎に”初登庁”しました。午前8時40分にシャッターが上げられ、田上市長が「ただいまをもって新庁舎を開庁致します」と宣言しました。

窓口業務が開始されると、さっそく、多くの市民ができたばかりの庁舎を 訪れていました。

新庁舎では、これまで9か所に分散されていた市役所の各部署が一部を除いて集約されていて、住民票の取得や子育て関連など市民がよく利用する窓口が低層階にまとまっているほか、19階の屋上では景色を楽しめる広場などが設けられています。

長崎市 田上富久市長

 田上富久市長 
「建物だけでなく中身も新たにし、市民のみなさんにとって誇りになる庁舎にしたい。新庁舎には屋上や広場、それに多目的室もあり、市民の皆さんに利用してもらえるスペースもあるので、友達が来たときに案内したり、近くの方にも来てほしい」

花市場の初競り

同じく4日、”初競り”が長崎市の花市場で開かれました。
県内などで栽培された菊やバラ、それにガーベラなどの切り花が並べられ、自宅や事業所などからのリモート参加も含めて買い手およそ60人が参加してタブレットに希望の買い取り価格と数量を入力するかたちで競りが行われて、計6万6000本が競り落とされました。

花の取り引き価格は例年並みですが、温室の暖房経費や肥料代など生産コストが4割ほど上昇し、厳しい状況が続いているということです。

長崎花き園芸農業協同組合」後田博之代表理事

後田博之さん
「消費者の皆さんには、家庭に、食卓に、または玄関に1本でもいいのでぜひ買ってもらい、飾っていただきたい」

佐世保魚市場の初競り

佐世保市の魚市場では”初競り”が行われました。

5日の未明、佐世保市相浦町の港には漁に出ていた漁船が次々と戻り、ヒラメなど取れたての魚が水揚げされました。

午前4時になると、魚市場に漁業関係者およそ100人が集まって初競りが始まり、セリ人のかけ声にあわせてブリやヒラメといった旬の魚のほか、伊勢エビやサザエなどのさまざまな水産物が次々に競り落とされていきました。

佐世保市は、全国有数の漁獲量を誇り、この市場で水揚げされる水産物は300種類を超え、その種類の多さが特徴です。市場によりますとこの日はおよそ40種類であわせておよそ73トン、3200万円分が取り引きされたということです。

佐世保魚市場 井上正人社長

井上正人さん
「値段がコロナ禍になる前の水準に持ち直し、いいスタートだと思う。安定供給と市場の活性化を目指してことしも頑張っていきたい」

初弾き

長崎らしい”初弾き”のニュースもありました。

かつて花街として栄えた長崎市の丸山では芸妓が年の初めに唄や踊りを披露する「初弾き」が4日に行われました。

あわせて12人の芸妓が黒い紋付の「裾曳き」と呼ばれる正装の着物や稲穂のかんざしを身につけ、唄や三味線にあわせた踊りを披露しました。このうち「十二月」と呼ばれる演目は各季節の伝統的な行事を表現したもので、年の初めを祝いつつ、この1年間の平和を祈る思いが込められていて、会場では、集まった人たちから拍手が送られていました。

長崎検番によりますと、長崎市の丸山はかつて江戸や京都と並ぶ花街として栄え、昭和30年代には、芸妓はおよそ100人いたということですが、現在は12人となっています。このため長崎検番は、去年から個人事業主だった芸妓たちを社員として雇用していて、今後も、働きやすい環境を整えながら伝統を守っていきたいとしています。

長崎検番 植松社長

植松さん
「練習を積んで、いいものが披露できた。お座敷に限らず、さまざまな場所で長崎検番を知ってもらえるようことしも活動していきたい」

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