大隅キャスターのブログ
2022/09/29

軽米町の食用菊

「おばんですいわて」でお伝えしている「いわて全部推し」、今月後半は、軽米町です。
軽米町では、県内でも珍しい「食用菊」の栽培が盛んです。
収穫が最盛期を迎えています。

池端健吾さんと富美子さんご夫妻の畑を訪ねました。
池端さんは2代目で、食用菊の加工は18年目だということです。

品種は、わせの「十五夜」。
一面鮮やかな黄色になっていました。
今年は、8月の長雨の影響が心配されましたが、順調に育ったそうです。

収穫した菊は、長持ちさせるために、高温で蒸して熱風で数時間程度、乾燥させて「干し菊」に加工します。
「干し菊」に加工する農家は、年々少なくなり、今では、軽米町では、池端さんの所だけとなりました。

地元でしか食べられないのが、干し菊を作る過程で頂く、「蒸した食用菊」のおひたしです。
しょうゆとマヨネーズで食べるのがお勧めということで、頂きました。
とってもシャキシャキした食感で、菊の風味もあり、苦みも少なく、おいしかったです!

季節の旬のものを頂き、幸せな気持ちになりました。
「蒸した食用菊」のおひたしは、軽米町の産直の「ミル・みるハウス」で購入できます。
干し菊は、「ミル・みるハウス」のほか、盛岡市の特産品プラザ「らら・いわて」などでも販売されています。
「干し菊」は、お味噌汁に入れたり、サラダや酢の物にしてもいいそうです。
秋の味、「食用菊」を味わってみませんか。

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