うろこ雲出現

きょう（24日）の県内は、午前中は青空が広がり、白い小さな雲の塊が無数に浮かんでいました。
これは、秋の代表的な雲「うろこ雲」です。
まさに、魚のうろこのように見えますね。
また、いわしの大群にも見えることから「いわし雲」とも呼ばれます。
正式には、「巻積雲」（けんせきうん）という雲で、高さが10キロくらいの空の高い所で、氷の粒でできています。

「うろこ雲」は、発生した後、すぐに消えたりする時は、天気が崩れることはありませんが、一面に広がったり、他の雲が出てきたら、天気は下り坂になります。
「うろこ雲が一面に広がると3日以内に雨」という言葉があります。
実際にきょうは一面に広がってきたので、天気は下り坂です。

あす、（25日）は、雲が多くなり、午後からは雨が降る所がありそうです。
気温は低く、盛岡では、朝は17度くらいまで下がり、涼しくなるでしょう。
日中も24度前後で経過する見込みで、暑さも落ち着きそうです。

そして、26日（金）～28日（日）にかけては、秋雨前線の影響で、雨量が多くなるおそれもあるので、雨の降り方にご注意下さい。