大隅キャスターのブログ
2023/03/09

桜の開花予想

きょう(木)も盛岡では17.4℃まで上がり4月下旬並みになりました。
全国的にも気温が高いため、来週には、早くも東京では桜が開花する予想です。
民間気象会社ウェザーマップの桜の開花予想です。
東京と福岡で16日、名古屋で18日の予想で、各地で開花が平年より早まりそうです。

盛岡の開花の予想は、4月6日で平年より12日早く、満開は4月11日で平年より13日も早くなりそうです。
これまでで最も早く開花したのは、2015年と2021年の4月9日でした。
もし6日に開花すれば、昭和28年の統計開始以来、最も早くなりそうです。
なぜこれだけ早い予想なのか見ていきます。

桜の花芽は冬のはじめに休眠状態に入りますが、一定期間、寒さにさらされることで、休眠から目覚めます。
これを「休眠打破」と言いますが、この冬は十分寒かったため、休眠打破が順調でした。

この後、開花に大きな影響を与えるのが気温です。
きょう(木)発表された1か月予報です。
向こう1か月も暖かい空気に覆われやすいため、気温は平年より高い見込みです。
そのため、桜の開花がかなり早まる見込みです。

あす(金)は、前線が通過するため、雲が多く、内陸では昼すぎにかけて一時的に雨が降りそうです。
沿岸は晴れて暖かくなる見込みです。