大隅キャスターのブログ
2023/02/22

猫の日

きょう(水)2月22日は、ニャン・ニャン・ニャンの語呂合わせから「猫の日」とされています。
猫と天気のことわざに「猫が顔を洗うと雨」があります。
これは、湿気が多くなると、猫のひげが重くなり、ハリを取り戻すためにこするとされています。
また、雨が近くなり、暖かくなると、ノミが活発になるため、かゆくなって、顔をこするとも言われています。

また、「猫の恋」は、春の季語になっています。
早春は、猫の求愛の時期で、繁殖期です。
他にも「恋猫」や「春の猫」などの季語もあります。
「猫の恋」を詠んだ句はたくさんあり、去年もご紹介しましたが、今回は、別の句をご紹介します。
まずは正岡子規です。
あの声は何いふ事ぞ猫の恋」。
恋する猫が騒がしく鳴きわめく様子を表現しています。
続いて、小林一茶です。
菜の花にまぶれて来たり猫の恋」。
体中に菜の花をつけて歩いてくる猫の姿を想像させます。
昔から生活の中に「猫の恋」があったことを感じますね。

あす(木・祝)は、各地で晴れ間が広がり、寒さはやわらぐ見込みです。
そろそろ猫が恋を始める頃かもしれません。