大隅キャスターのブログ
2021/12/22

冬至

気象キャスターの大隅智子です。
きょう(22日)は、二十四節気の一つ「冬至」。
1年のうちで昼の時間が最も短い日です。
こちら、きょう(22日)昼前に撮影した私の影です。
ずいぶん長いですよね。
私の身長は156㎝なのですが、ずいぶん背が高く見えます
というのも、冬至の頃は、太陽の高さが低いので、斜めから光が当たるため、影が長くなります。

夏至の頃の影と比べてみましょう。
冬至の影の長さは、夏至の時の約7倍にもなります。

身長150㎝の人を例に影の長さを比べてみます。
冬至の正午の影は294㎝ですが、夏至の正午の影は43㎝なので、冬至の方が約7倍の長さになります。

「冬至冬なか冬はじめ」。という言葉があります。
冬至は、暦では冬の真ん中ですが、寒さはこれからが本番という意味です。

寒さを乗り切るためには食事も大事です。
冬至には、「うん」(運)がつくため、「ん」のつくものを食べると縁起がよいとされます。
「冬至の七種」(ななくさ)と呼ばれる食べ物です。
ナンキン(カボチャ)、レンコン、ニンジン、ギンナン、キンカン、カンテン、ウドンです。
代表的なものだと、カボチャですね。
ちなみに、私はきのう(21日)、ウドンを頂きました。

また、冬至といえば「ゆず湯」。
きょう(21日)も寒かったので、温かいゆず湯に入って温まりたいですね。
忙しい時期でもあります。
栄養と睡眠を十分にとって健康管理にも注意していきましょう。