大隅キャスターのブログ
2021/12/17

週末は真冬の寒さと雪に注意

気象キャスターの大隅智子です。
この週末は、強い寒気の影響で、県内は真冬並みの寒さになり、内陸を中心に雪が降る見込みです。
あす(18日・土)は、冬型の気圧配置が強まり、上空に今シーズン一番の強い寒気が流れ込むため、内陸を中心に雪が降り、広い範囲でふぶくでしょう。

上空1500m付近にマイナス12℃以下の寒気が流れ込むため、冷え込みも強まりそうです。

あす(18日・土)の午後6時までの24時間予想降雪量は、日本海側でかなり多くなりますが、県内の山沿いでも多い所で30㎝以上となっています。
山沿いではまとまった雪になるほか、内陸の平地でも積もる所がある見込みです。
吹雪で見通しも悪くなるため、吹きだまりや車の立ち往生、スリップ事故になどに注意して下さい。
必ず、冬用タイヤやチェーンを装着しましょう。

この先は寒気が断続的に流れ込むため、本格的な寒さが続きそうです。
盛岡の向こう1週間の予報です。
あす(18日・土)の最低気温は-5℃、最高気温は-1℃で、今シーズン初めての真冬日になりそうです。
19日(日)は、最低気温はマイナス4℃、最高気温はプラス2℃の予想で、真冬並みの寒さが続くでしょう。
来週も気温は平年並みか低く、内陸を中心に冷え込みが強まるため、水道管の凍結にも注意して下さい。

きのう(16日)発表された1か月予報では、向こう1か月の東北地方の平均気温は、平年より低い見込みです。
全国的に冬型の気圧配置になりやすく、寒気が南下してくるでしょう。

年末にかけて寒さが厳しくなりそうです。
何かと忙しい時期ですが、体調管理には気を付けていきましょう。