茨城の大型連休 石岡ではＯｔｏｍｅｓｈｉ Ｆｅｓｔｉｖａｌ．２０２４ 竜神大吊橋のこいのぼり 渋滞情報も

NHKプラスで配信 5/3(金) 午後7:00 まで

音楽と食のフェス 入場無料

石岡市では、4月27日から29日まで開かれる音楽と食のイベントに向け、47都道府県から飲食店などが集まり、準備を進めていました。
「Otomeshi Festival.2024」というこのイベントは、石岡市の八郷総合運動公園で開かれ、「優里」や「CHEMISTRY」といったアーティストの音楽と全国の名物料理が楽しめます。

26日はイベント前に最後の準備が進められ、野外ステージでは照明や音響を確認していました。

物販エリアでは飲食店など200近い出店があり、メニューを貼ったり材料を運んだりしていました。

入場は無料で、主催者は3日間であわせて20万人の来場を見込んでいます。

石岡駅前のホテル ほぼ満室

イベントに向けて地元のホテルは予約が好調なものの、人手不足に悩む声も聞かれました。
JR石岡駅前のビジネスホテルでは、27日から3連休の予約がほぼ満室となっています。

26日は担当者が部屋のシーツの交換など忙しそうに準備を進めていました。

悩みは人手不足

ただ、悩みの種もあります。従業員の人手不足です。

受け付けにモンゴル出身の女性を正社員で採用するなどして業務を続けていますが、現在、受け付けは5人で、退職する職員のことも考えると、あと2人は必要だということです。

これまでに採用した外国人の中には仕事に慣れると東京など都市部に転職してしまうケースもあったということで、ホテルでは、新型コロナ以降、回復した需要にどのように対応していくか課題だと感じています。

常陸太田市ではこいのぼり約1000匹

常陸太田市の観光名所「竜神大吊橋」では、こどもの日にあわせて竜神峡にかかる全長375メートルのつり橋に並ぶように、こいのぼりおよそ1000匹を飾る催しが行われます。

今週初めから取り付け作業が行われ、業者が青やピンクなど色鮮やかなこいのぼりをワイヤーに取り付けていました。

常陸太田市がことし市制施行70周年と合併20周年になるのを記念し、大型連休の期間はパラモーターと呼ばれるモーター付きのパラグライダーのショーが披露されるほか、夜間のつり橋のライトアップも行われます。

常磐道の渋滞は分散

大型連休で心配なのが渋滞です。

東日本高速道路の渋滞予測によりますと、前半は東京方面から茨城に向かう下りで4月28日、土浦北インターチェンジや友部ジャンクション付近を先頭に最大15キロ、茨城から東京方面に向かう上りで29日に千代田石岡インターチェンジ付近を先頭に最大20キロの渋滞が予測されています。

後半は下りが、5月3日、守谷サービスエリア付近を先頭に最大15キロ、5月4日も友部ジャンクションや守谷サービスエリア付近を先頭に最大15キロの渋滞が予測されています。

上りは、5月4日、千代田石岡インターチェンジ付近を先頭に最大15キロの渋滞が見込まれています。

ひたち ときわピーク 下り3日 上り5日

JR東日本によりますと、4月26日から5月6日までの特急「ひたち」と「ときわ」の指定席は、4月10日現在で、45万席に対して4万席が予約されていて、去年より28％増加しているということです。JRでは下りのピークは5月3日、上りのピークは5月5日と見込んでいます。

 

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