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救えたはずの命 災害関連死を防ぐには

地震や津波からは生き延びた。

それなのに、その後の避難生活などで命を落とすのが「災害関連死」だ。

まさに「救えたはずの命」と言える。

東日本大震災では3792人。

熊本地震では226人で、地震で直接死亡した人の4倍を超えている(記事執筆時点)。

こうした「死」の分析から、今、詳しい要因が見えてきている。

果たして、私たちにできることとは?

この記事のコメント投稿フォームからみなさんの声をお待ちしています。

担当 「クローズアップ現代」取材班の
これも読んでほしい!

みんなのコメント(10件)

提言
ぼんちゃん
50代 男性
2024年1月17日
断熱が十分にされていない体育館などの避難所では床から底冷えして身体が冷えてしまいます。熟睡することも出来ないでしょうし、血圧も高くなってしまうと思います。住宅に使用される断熱材(板状で畳1帖のサイズ、厚さは様々ありますが30ミリや50ミリ)を床に敷いてもらうと床からの冷気を遮断し、また自身の体温で暖まります。ダンボールなどに比べ格段に暖かいです。私も冬は布団の下に敷いています。更に軽いので箱型に組むことも容易に出来ます。畳2帖、高さ1.8m、天井のあるプライベート空間が作れます。しかも断熱材は使用後もこれから建築される仮設住宅の断熱材とて再利用できます。
断熱材メーカーでは支援物資として提供する用意はあるそうです。ただし提供するだけですと処分の問題が出てしまい足踏みしているそうです。再利用までの流れがつくれれば、現在の厳しい環境が少しでも改善できるのではないかと思い提案させて頂きました。
提言
kknurseman
40代 男性
2024年1月17日
災害関連死を防ぐには、避難所の環境を整えることが重要。避難所は「生活の場」であるため、避難所の環境を整え、避難「生活の質」を向上させて、避難生活者の健康を維持し、災害関連死を防止する必要がある。そして、そこがゴールではなく、その後に続く「生活再建」に繋げなければならない。
また、避難所のみならず損害を受けた自宅で避難生活をされている方もいる。熊本地震では災害関連死の40%が自宅であった。そのため、避難所のみならず、在宅への支援も必要で、全戸訪問を行い在宅避難生活者への健康管理支援も必要である。
体験談
エム
40代 女性
2024年1月17日
私が住んでる街が水害で被災しました。
災害の後の後片付けで無理をし、具合が悪くなって亡くなる高齢者が結構多いと思います。
被災前は元気だった人が、被災して1~2年後位に死んだと聞かされるケースを多く耳にしました。
義母も元気だったのに、水害後足を痛めて手術をしました。
私達の街が被災した時はコロナの影響で手伝いが少なかった事も原因だったかもしれません。
今は動ける時代なりましたし、もっと片付けなどのボランティアが増えればいいと思います。
提言
たけのこ
60代 男性
2024年1月17日
災害関連死を防ぐには海に囲まれた島国には大型クルーズ船を避難船として造船することだと思う。中古の大型船を購入し豪華客室やプール,映画館を客室や医療室に改造して災害に強い国として進めるべきである。海上なら余震も陸上よりも感じづらい。
体験談
ひろゆう
60代 女性
2024年1月17日
被災し、不安しかない。
体力を回復して、明日に繋げてほしい。
3泊4日でいいから、違う場所などで休んで明日の為の体力を作ってほしい。
そんな時、自分の命を守る事で、いろいろ改善されると。
生きていればなんとかなる。
311の教訓
提言
こっ太郎
40代 男性
2024年1月17日
避難施設の映像を見るにつけ、先進国とは思えない。30年以上前から状況は改善されていないようで残念です。マットや布団を床に敷いて、そこで毛布にくるまって座って、そこで寝ているご高齢の方々を見ると切ないです。地震発生直後に速やかに簡易ベッド、個室テント、簡易トイレ、簡易シャワーなどすぐに用意できるような仕組みやシステムを考えるいい機会ではないでしょうか。
体験談
一般市民
30代 男性
2024年1月17日
私はコロナウイルスの消毒作業に携わる職業に努めています。パンデミックの起きた施設は、テーブル、ドアノブ、イス、ロッカーなど、人が触れたであろう箇所は満遍なく消毒しなければなりません。また、消毒作業に関わるスタッフの作業着、マスク、手袋にはコロナウイルスが付着しているおそれがあるため、毎回使い捨てる必要があります。平時ですら、それだけ感染リスクに注意しなければならないのがコロナ禍です。消毒作業に必要な人員と資材、そしてパンデミックを防ぐ情報の共有が求められます。
体験談
かじちゃん
40代 男性
2024年1月17日
広島の土砂災害時にDPATとして避難所に出向く活動をしました。
私は作業療法士というリハビリテーション職種です。
精神科医、看護師と共に避難所支援をしましたが、私は避難所の高ストレス環境を察知し、特に避難所の居住環境の整備を進める働きかけをしました。
段ボールで隔てた空間でさまざまな方々が過ごす中で、日中に高齢者と子供たちだけになる環境の中、高齢者の方々が子供たちの騒がしさのためにゆっくり休めない状態になっていました。
学校の体育館が避難所になっていたので、日中は学校の教室を開放し、子供たちが安心して過ごせ、子供たちがストレスを発散できるようにする、そして日中に高齢者の方が十分に休める環境を作るようにセパレートできるようにしていきました。
精神科治療の観点からの環境整備などが、被災してしばらく経った頃から必要になると強く感じています。
体験談
ほのか
20代 女性
2024年1月17日
私の友人は2009年のラクイラ地震、2016年のイタリア中部地震で被災しています。前者の場合、倒壊した建物の前にテントが置かれる、ホテル避難でコミュニティが崩壊する、後者の場合、仮設住宅が建つまでに2年かかる、床が腐り停電することも多いと聞いています。一部の報道でイタリアの避難所は良いなどと聞きますが、このような側面があることも知っていただければと思います。ただ、前者の場合ワインやスープ、チーズなど栄養のある温かい食べ物が振る舞われたとも聞いており、その点は日本も見習ってほしいと思います。
提言
ぽん
50代 女性
2024年1月17日
豪華客船みたいなものを国が借りとって一時的に寒さを凌げる場所として提供するようなことを考えてはいないのでしょうか?