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【カノン必見♪】「どうする家康」杉野遥亮「心が豊かになった気がする」おすすめ動画の理由を解説

2023年7月29日(土)

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NHKラーニングと大河ドラマ「どうする家康」がコラボ!家康を支える三河家臣団のひとり・榊原康政を演じる杉野遥亮さんが、バラエティ豊かな5本のショート動画をセレクト。「最近おもしろさが分かってきた」と語る歴史モノや、子ども時代に夢中になったという宇宙の話題、さらには気鋭のクリエイターが生み出すあの“名曲”の映像表現まで— 俳優・杉野遥亮が独自の目線で推しの理由を語りつくす!

《杉野遥亮》
俳優。1995(平成7)年生まれ。千葉県出身。「FINEBOYS専属モデルオーディション」グランプリ。ドラマ10「ミストレス~女たちの秘密~」、特集ドラマ「いないかもしれない」、映画「東京リベンジャーズ」など幅広く活躍。大河ドラマ「どうする家康」では、家康を支える三河家臣団のひとり「榊原康政」を演じる。

 

目次

 

インタビューを受ける杉野遥亮

Q.杉野さん演じる榊原康政、大河ドラマではマイペースで自由な印象がありますが・・・?

榊原康政がどんな人物か、実はまだつかめてないところもあります(笑)すごく正直な人、でもちゃんと自分の考えを持っていて、殿に忠実な人なのかな…とか。今回あらかじめこういう人だなって入れていくというよりも、脚本と史実をてがかりに何かちょっとずつ自分なりに榊原康政っていう人を作っているような感じはありますね。

Q.歴史ドラマ・大河ドラマならではの難しさもありますか?

もともと歴史が全然好きじゃなくて(笑)何言ってるか分かんないし、所作は難しいし、ほかにも色々あるんですけど…ただこれだけ長い撮影期間でやることって初めてなんですよね。だから今回はすごく自分の中では新しい挑戦になっているというか、視野が広がっていく感じがしています。

そんな杉野さんがまず推すのが、大河の主人公・徳川家康に関するショート動画!

 

杉野遥亮推し!動画

 

1.【先人たちの底力 知恵泉】“たぬき”ならどうする 徳川家康 天下一の交渉術

杉野遥亮も感嘆!家康に学ぶ交渉テクニックQ.“推し”の理由を教えてください!

小牧・長久手の戦いって実は撮影もまだなんです。だから勉強になりました!秀吉と家康のやり合い、ドキドキして作品としても面白かったですし…大河ドラマで松重豊さんが演じる石川数正のくだりとかは、悲しくなっちゃったり。最後まで、普通に見ちゃいましたね(笑)

Q.“相手を動かす”家康の交渉術・・・

こういう駆け引きって、僕自身は苦手というか…だって嘘しかついてないじゃないですか(笑)だから正直賛同できないし、人間としては好きではないけど、そういう根本的な家康の心理はもっと知りたくなりますね。ドラマでも今後どう描かれるか、楽しみです。

次のおすすめは、杉野さんが子どものころから好きだったという“宇宙”がテーマの動画!

2.【コズミックフロント】太陽最後の日

宇宙動画推し 太陽最後の日

3.【コズミックフロント】世界最大の"アルマ望遠鏡"  見えない星を観る

宇宙動画推し 見えない星を観る アルマ望遠鏡
Q.宇宙はなぜお好きなんですか?

ちっちゃい頃、よる布団に入ったときとか、たまに怖くなるときなかったですか?自分って何モノなんだろう?みたいな。「あれ?俺って何なんだろう?」って。地球の外に宇宙があって、銀河系があって、銀河系の外にもまだ宇宙があって、宇宙というのはとんでもないスピードでどんどん広がって・・・じゃあ俺って何なのってめっちゃ思って。急に怖くなる時があるんですよ。
すごく不思議な考えを自分は持ってまして…自分が宇宙にとって細胞の1つなのかな、みたいな感覚になるんですよね。じゃあ自分の中に宇宙があるってこと?って考えたときに、何かよく分かんない気持ちになってきて頭がふわっとしてくるんですよ(笑) わかります?(笑)

Q. わかります!

無限なんですよね、宇宙って。だからロマンがあるというか、何かそのループに入ってっちゃう無限な感じがすごく楽しいんですよね。自分でも何言っているか分からないですけど(笑)
だから「アルマ望遠鏡」の動画もすごくドキドキしました。ここにある光って、何兆年も前の光なんですよね。自分ってちっぽけだなってすごく思います。

笑顔の杉野遥亮Q.「太陽最後の日」はいかがでしたか?

「太陽がなくなっちゃったらどうしよう!」ってまず思いました・・・どこに帰ればいいんだろうみたいな。でもよかった、60億年後だ、まだ先だって思ってホッとしました(笑)
“星がなくなって終わりではなく、新しい星のもとになっている”っていう話にも、何か安心しましたよね。地球とか太陽系もこうやってできてきたんだろうなって思うと、宇宙が地球の外にあるものとは思えないんですよね。すごく身近に感じるというか・・・だから宇宙は人をワクワクさせるのかもしれませんね!

宇宙愛が止まらない杉野さん、次におススメしてくれたのは・・・哲学!

4.【100分de名著】哲学者・西田幾多郎が「生きるとは何か」を問うベストセラー

生きるとは何か 善の研究
Q.動画のおすすめポイントはどこでしょうか?

「純粋経験に立ち返る」っていうことが言われていましたけど…特に今の世の中って、すべて物事が分かってるみたいな雰囲気じゃないですか。それはちょっとよくないなって僕は思ってるんですよね。何かいろんなことを頭で考えてわかったつもりになるって、人生に感動がないし面白くないじゃないですか…だから自分はひとつひとつの物事をすごく、何だろうな、新鮮に感じたいし、真新しく感じたいなと思っていて、この動画のテーマはそういう思いとリンクしているような気がして、とっても面白いと思いました。

Q.哲学も昔からお好きなんですか?

好きです、好きです。昔から哲学的でしたよ(笑)自分で哲学的って思わなかったけど振り返ったら哲学的だったなって思います(笑)
大事な友達と話すときはこういう話になりますよね。人間の生きる意味とか、自分たちがどこに向かって行ってるのか・・・それはみんながみんな探してることだし、みんな話すのが好きだと思いますけどね。ただそういう話になってくるとまた宇宙みたいに頭がグワーッってなるんですよね(笑)でも何かそれが楽しいなって思うし、何かそういうことを考えてたり誰かと話してたりする時間は結構、好きですね。

 

ちなみに、西田幾多郎のベストセラー「善の研究」・・・

「どうする家康」で同じく徳川四天王・本多忠勝を演じる山田裕貴さん、そして「ちょう、多様性。」を発揮し活躍中のあのちゃんも、「善の研究」推し!なんです。 

大河ドラマ「どうする家康」で本多忠勝を演じる山田裕貴さんに、NHKラーニングから推し動画を6本選んでもらいました。ご本人が大好きだという「忍者」から、「哲学」、そして見果てぬ「宇宙」まで、トークが止まらない!これを見れば、山田裕貴の頭の中が丸わかり…かも!?

歌手・俳優・タレント・モデルなど、“超、多様性”な活躍をみせるあのちゃん!「キラキラ女子」「ファッショニスタ」から「哲学」「ひきこもり」まで、変幻自在な“あの視点”で、推し動画についてたっぷり語っていただきました。

 

最後にオススメしてくれるのが、あの“名曲”を映像化したショート動画!

5.【名曲アルバム+】パッヘルベルのカノン

パッヘルベルのカノン 作曲:ヨハン・パッヘルベル
Q. 動画をご覧になっていかがでしたか?

純粋に「いいものを見たな」っていう気分になりました。こないだ、レコードで音楽を聴く機会があったんですよ。それがすっごくよかったんです。「音楽ってこうなんだな」って思って、本当の音楽がすごくリアルに聞こえて、胸がドキドキして。それに似たような面白さ・発見があった感じがしましたね。音楽を「見た」感じというか・・・「パッヘルベルのカノン」って昔から好きな曲でしたけど、それを視覚化するって本当すごいなって。
僕は「芸術って世界を救う」と思ってるんですけど、こういう映像見れたのはすごく刺激になったし、この5分間はいい5分間でした、本当に!


Q.最後に、ここまでご覧くださった皆さんに一言お願いします!

5本とも本当に面白くて、どれもおすすめです!極論だけど、こういうことで何か人間の人としての教養って深まっていくんだなって、動画を見て思いました。なんとなく自分が豊かになっていく感覚があってそれがうれしかったのかもしれないですね。
何か勉強もそうだけど何事もやっぱり自分発信じゃないと心が動かないじゃないですか。手軽に知れて、そこから何か深いところに入っていきたくなる入口の動画というか。とてもすごくいい5本を選べたんじゃないかなと・・・ぜひ見てほしいです!

ありがとうございました!!