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参院補選 候補者の第一声を分析! 何を訴えた?

  • 2023年10月06日

参議院徳島高知選挙区の補欠選挙は10月5日に告示され、届け出順に、無所属の元参議院議員で衆議院議員も務めた広田一さん(55)と、自民党の新人で公明党が推薦する元高知県議会議員の西内健さん(56)の2人が立候補しました。

NHKは、それぞれの候補者の最初の演説を「テキストマイニング」という手法で分析し、有権者にどのような内容を訴えたのかを読み解きました。

演説の中で使われた政策や選挙運動に関する言葉の回数を集計し、より多く使われた言葉をより大きく表示しています。


広田さんは徳島市内でおよそ20分間演説しました。

最も多く使った言葉は「徳島」の21回で、次いで「高知」が20回でした。
無所属で立候補した広田さんは、今回の選挙を「徳島高知県民党の立場で挑戦する」としています。

「政治」「選挙」「自民党」という言葉も多く使われました。
野党の立場から、今回の「選挙」は「自民党」の元参議院議員の秘書に対する暴行が原因だと批判し、「自民党」の一強体制ではなく、緊張感のある「政治」にするべきだと訴えました。

さらに「税金」「変える」も多く使われています。
岸田政権の防衛増税を批判し、「税金」の使い方を「変える」と訴えています。


西内さんは高知市内でおよそ3分30秒演説しました。

最も多く使った言葉は「選挙」の7回でした。
西内さんは国政「選挙」に立候補するのは今回が初めてで、17日間の「選挙」期間を有権者と一緒になって戦っていくと、支援を呼びかけました。

「両県」という言葉も多く使われています。
徳島・高知の共通課題である少子化や高齢化に対し、地域をどう維持していくのか訴えていきたいと主張しました。

「社会」や「インフラ」「守る」といった言葉も使っています。
「人々の暮らしを守るのが今回の戦いだ」と述べ、農林水産業や商工業への支援に力を入れる考えも示しています。

投票は10月22日


投票は10月10日に告示される衆議院長崎4区の補欠選挙と同じ10月22日に行われ即日開票されます。

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