“五月晴れ 本来の意味は?”【いけちゃん天気】
- 2024年05月23日
5月のすがすがしい晴れの天気を「五月晴れ」と表現することがありますよね。
実は、本来の意味はちょっと違うんです。
ということで今回は「五月晴れの本来の意味」についてクイズです!
5月はよく晴れて、すがすがしい陽気の日も多いよね。
なんか過ごしやすく感じるね~。
移動性高気圧に覆われるような日は、カラッと晴れることが多いね。
五月晴れ(さつきばれ)っていうんかな?
5月の晴れってお出かけしたくなるような天気よね~♪
確かにお出かけしたくなるけれど、実は五月晴れってもともとの意味はちょっと違うんだよ。
ということでクイズ!
「“五月晴れ”の本来の意味は?」
青:真冬の晴れ 赤:真夏の晴れ
緑:春先の晴れ 黄:梅雨の晴れ
現在では5月のすがすがしい晴れを表す言葉として定着しているけれど、俳句の季語としてはもともとの意味でつかわれることが多いみたい。
さあ、わかるかな?
ん~…さすがに真冬の晴れってことはないよね(笑)
まだ5月やけ真夏でもないし梅雨でもないけ、緑:春先の晴れやないかな!
ハレピョン………残念!
正解は黄:梅雨の晴れでした~!
えぇ~!
5月って、まだ梅雨って感じではないような気がするんやけど…
これは、もともと日本で使われていた暦(旧暦)と、現在使われている暦(新暦)とのずれが原因。
旧暦の5月というのは新暦の6月ごろ、つまり、梅雨の時期に当たるんだ。
誤って新暦の5月の晴れを五月晴れというようになり、現在はコチラの意味が定着しているみたい。
なるほど~。
最初は間違いやったんやね~。
ちなみに「五月」の付く天気の言葉には、「五月雨(さみだれ)」「五月雲(さつきぐも)」「五月闇(さつきやみ)」などがあるけれど、いずれも梅雨の時期の言葉だよ!
「沖縄・奄美地方では5月21日ごろに梅雨入りしたとみられる」って発表があったね!
そうだね!
九州北部地方の梅雨入りの平年は6月4日ごろだよ!
梅雨入りしたら「五月」の付く言葉、使ってみよっと!