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東川町の選挙 選挙期間は異例の「6日間」に

  • 2022年12月1日

上川の東川町では町長と町議会議員の選挙が来年2月に行われます。その選挙期間、ほとんどの自治体は「5日間」とするなかで、東川町は「6日間」とすることを決めました。その理由とは…。


投票日は毎回2月28日で“固定”

東川町では町長と町議会議員の選挙の日程を長年、2月28日に固定しています。
いずれも任期満了を迎えるのが3月末で春の統一地方選挙の対象となりますが、町は農作業が忙しくなる春の時期を避けようと、昭和38年(1963年)以降、投票日を2月28日としています。
多くの自治体は日曜日を投票日にしていますが、東川町では年によって曜日が異なります。
前回の選挙は2019年(平成31年)。この年、投票日は木曜日でした。
その前、前々回の選挙は2015年(平成27年)で投票日は土曜日でした。
さらにその前、2011年(平成23年)の選挙は、投票日は月曜日でした。(※町長選挙はいずれも無投票でした)

次の選挙は来年。その日程を12月1日の選挙管理委員会で決めました。令和になって初めてとなる来年の選挙。投票日は今回も2月28日で、今度は火曜日です。ところが…。


祝日の告示を避けるために…

告示を通常の「5日前」にすると2月23日になります。この日は祝日の天皇誕生日。このままでは選挙公報の配付が遅れるおそれのあることが判明しました。
そこで選挙管理委員会は告示を1日前倒しして2月22日とすることにしました。この結果、選挙期間は異例の「6日間」となりました。

町と村の選挙の選挙期間は公職選挙法で「少なくとも5日間」とされていて、各自治体の選挙管理委員会が日程を決めることができます。ただ、ほとんどの自治体は最短の5日間を採用しています。

道外では、福島県浪江町の町長選挙がことし、参議院選挙に合わせて6月22日告示、7月10日投開票という日程で行われました。選挙期間は18日間です。

【政治マガジン】日本一長い!?異例の町長選挙

選挙日程は地域の実情に合わせて決められます。
異例の「6日間」を選択した東川町の選挙管理委員会は…。

東川町選挙管理委員会 西川宗孝委員長
「町民が候補者の訴えを知る選挙公報が遅れてはならず、告示日の前倒しを決めた。投票日の来年2月28日は平日なので、仕事などで来られない人は期日前投票を積極的に利用してほしい」


秩父別町も同様に「6日間」を選択

一方、東川町と同様、町長と町議会議員の選挙の日程を2月28日に固定している空知の秩父別町も1日、告示を通常より1日前倒しして2月22日とし、選挙期間を「6日間」とすることを決めました。
町の選挙管理委員会は理由について、東川町と同様、この日に発送する選挙公報の町民への配付が遅れるおそれのあることが分かったためとしています。

さらに空知の長沼町と北竜町も、町議会議員選挙の日程を2月22日告示、28日投開票とし、選挙期間を「6日間」とすることを決めました。

 

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