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2022年10月 釧路町長選挙 現職・小松氏が無投票で再選 選挙は5回連続で無投票に

  • 2022年10月19日

任期満了に伴う道東の釧路町の町長選挙が10月18日に告示され、無所属で現職の小松茂氏のほかに立候補の届け出はなく、無投票で小松氏の2回目の当選が決まりました。

小松氏は釧路町出身の64歳。
コンブ漁などに従事しながら町議会議員を務め、道議会議員を経て前回・4年前の町長選挙に立候補して初当選しました。
釧路町長選挙は2006年(平成18年)以来、これで5回続けて無投票となりました。
小松氏は「子育てしやすい町にするため、子ども基本条例を制定し、基金を創設したい。津波が想定される地区に避難タワーなどを整備して安全なまちづくりを進めたい」と話しています。


小松氏 “防災対策 重点的に取り組む”

小松氏は当選から一夜明けた10月19日、NHKの取材に応じ、「釧路町は交流人口が多いので、住民だけでなく買い物客なども含めた防災対策を早急に整える必要がある」と述べ、防災に重点的に取り組む考えを示しました。

具体的には千島海溝沿いの巨大地震による津波に備えて市街地のセチリ太地区に津波避難タワーを3基程度建設する計画で、11月にも住民説明会を開き、早ければ2024年度(令和6年度)の着工を目指す考えを示しました。

また、小松氏は「物価高騰もあり、子育て世代の経済的な負担は大きい」として、子ども基本条例の制定やその財源となる基金の創設などを進め、子育て支援策を充実させる考えを示しました。

1次産業については「農業では生産者を減らさないように新たな作物への取り組みを支援するほか、漁業では安定した生産が可能なコンブの資源維持に取り組みたい」と述べました。

詳しいインタビュー記事はこちらです↓

釧路町長選挙で再選 小松茂町長に聞く

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