ウニに希望をつなぐイカ漁師の川崎夫妻

滞在しているディレクターが先週の放送で取り上げたおすし店に行くと、岩内町の魚介に異変が起きているとの情報を得ました。

清寿司支店・杉山圭介さん
「今年、シラスがとれない。まったくゼロなんです。こんな年ないんですよ。イカも今年まずない。こんなのあるのかなっていう」

滞在７日目、杉山さんに教えてもらって岩内の海で漁をする人に会いに行きました。お会いしたのは、漁師の川崎功さんと川崎智葉瑠さん。

これまで夫婦でイカ漁を営んできましたが、漁協の許可を得て今年からウニ漁を始めました。「快くやらせてくれたんで、助かってますよ。まだまだ人様の半分もとれないけど」「イカもやりますよ、ちゃんと。やめたわけじゃないんで」と話します。

船に暮らしながら、全国の海をまわりイカを追っていたふたり。イカ漁はふたりの人生そのものでした。

でも朗報もあります。今年のウニは、身の入り具合がよくて甘いとのこと。試食させてもらうと、思わず笑ってしまうほどの美味しさでした。
みなさん、今年は岩内のウニを応援してください。

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