江差町まちなか彩るひな人形

３月３日のひなまつりを前に、江差町で商店街にひな人形を飾るイベント「第１１回　江差・北前のひな語り」が開かれています。「いにしえ街道」の通りに面したお店や住宅にひな人形が並び、町を彩っています。

こちらは「壱番蔵」。いつ建てられたかは不明ですが、明治のはじめにはあった蔵です。

中に入ると、天井いっぱい埋め尽くされたひな人形！

こちらの会場には１６セットが展示されています。迫力満点。華やかなひな壇を楽しむことが出来ます。

ひとつひとつをよーく見ると。

着ている物や表情が違います。
こうして比較すると興味深いですね。
これだけ多くのひな人形が揃っているからこそ見つけられる面白さです。

会場はここだけではありません。
「江差町会所」には、今回参加している会場で一番多い２４セットが飾られています。

壁に沿ってぐるっと飾られたひな人形。時間を忘れてゆっくりと見ていたくなります。

今年は４５か所、１００セット以上のひな人形が飾られています。そのほとんどが寄贈された物。このひな人形にはどのような物語があったのか、想像しながら見るのも楽しいですね。

※現在寄贈は受け付けていません。

こちらは、美容室の店先に飾られているひな人形。お店のひな人形も自由に見ることが出来ます。お店の方は「ひな人形を見に来た人と交流できるのが魅力のイベント。見に来てくれた人には積極的に話しかけています。」と話していました。

可愛らしいひな人形に癒やされながら町の人の温かさに触れられる「江差・北前のひな語り」は、３月１０日（日）まで。