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北斗市 新たな味覚を巡る旅

  • 2024年2月2日

2月3日のおはよう北海道土曜プラスの「ぶらりみてある記」は道南の北斗市。新幹線の駅「新函館北斗」がある北斗市で「新」なものを探して旅をしてきました!(函館局 花田実咲)

“新”色!チコリの栽培

まずやってきたのは、北斗市の直売所。冬のこの時期でも野菜が並んでいます。今の時期におすすめの食材を聞くと・・・

「チコリがおすすめです」
ヨーロッパ原産の野菜、チコリが今の時期収穫真っ最中なんだそう!

畑を見せてもらうことに!
チコリは栽培するとき、もみがらに覆われています。もみがらを掘るとチコリが出てきて、まるで宝探しのよう!

こちらの農園では、35年前から白いチコリの栽培をしています。
ですが、5年ほど前から赤いチコリにも挑戦!
今年ようやく納得のいく出来のチコリが完成したそうです!

チコリの根で“新”ドリンク誕生!

色鮮やかなチコリを使った料理を市内のレストランのシェフに特別に調理してもらいました!

完成したのがチコリのサラダ。農園で赤いチコリができたからこそ誕生した、白と赤と緑のコントラストが美しいサラダになりました!

ソースには、地元産のアンチョビやきのこが使われています。

さらに、食後に出してもらったのは、まだ販売されていない、“新”ドリンク。

実はこちら、チコリの根を焙煎して作ったチコリのドリンクなんです!

味は、コーヒーのような苦みが少しあり、キャラメルのような香ばしさもほんのり。ミルクと混ぜて飲むと甘さが引き立てられ、相性抜群です!

大豆を“新”感覚で楽しむ!

続いてやってきたのは、道南の豆類が集まるこちらの工場。北斗市では、大豆も生産されています。

こちらで見せていただいたのが、北斗市で生産されている「つるのこ大豆」。粒が大きくきれいな丸みを帯びています。甘みが強いのが特徴です。

この大豆を使った豆腐を作っている場所があると聞いて行ってみることに!
豆腐を作っているところを見学させてもらいました!

100年近く続くこちらの工場では、5年前から新しい豆腐が作られています。それが、地元の大豆を使った濃厚な豆腐です。通常の豆腐に比べて使う水の量が少ないのがポイント!

完成した豆腐はぷるぷるでなめらか!口に入れるととろける食感。そして口いっぱいに大豆の風味が広がります。

ただ、こちらの工場、豆腐だけではありません!「大豆の新たな可能性を知ってもらいたい」と2年ほど前から豆腐やおからを使ったスイーツ作りにも力を入れているんです!

豆腐スイーツ、健康にも気を遣いながら甘い物が食べられて幸せですね!

高校生が開発する“新”メニュー

まだまだ“新”があると聞いて訪れたのは、北斗市にある「函館水産高等学校」。

こちらの学校では、授業の一環で、高校生が道南の魚を使った缶詰を作っています。

「函ぶりフレークスパイシーオイルコンフィ風」は、スパイシーとありますが、辛さはなく、ガラムマサラが味に深みを出してくれます。和風出汁が効いていて、とても食べやすいです。ご飯にのせて食べてもおいしいそうです!

こちらは「ツナマヨ」。高校生が実習で釣ったマグロを使っています!ツナがごろっとしていて、食べ応えのあるツナマヨでした!マヨネーズを缶詰にすることは難しいそうで、研究を重ねた一品なんだとか。

さばのオイル漬けは、骨までやわらか!オイルが食欲をさらにかき立てます。缶詰のサイズに合わせて身を切り分けるには技術がいるということで、1匹1匹大切に調理しているそうです。

どの缶詰にも共通するのが、“そのまま食べておいしい”こと。災害時にも役立つように、缶詰からそのまま食べられるよう味付けを工夫しているそうです。

来年から“新”社会人になる高校生3人に、“新”生活の目標を聞くと「はやく新生活になれて楽しく過ごしたい」とのこと!新しい生活、楽しみですね!

旅の様子、ぜひ放送でご覧ください!

2月3日(土)午前7時30分
おはよう北海道土曜プラス
ぶらりみてある記

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