【詳報】室蘭市長選挙出口調査の結果は

2023年4月23日

４月23日に投票が行われた室蘭市長選挙。現職に新人２人が挑む構図でした。NHKが23日に行った出口調査の結果を詳しくお伝えします。（NHK北海道選挙取材班）

NHKは23日、有権者の投票行動や政治意識を探るため、室蘭市長選挙で出口調査を行いました。
調査は市内12の投票所で投票を終えた有権者1513人を対象に行い、68.2％にあたる1032人から回答を得ました。
一方、22日までに有権者のおよそ15％が期日前投票を済ませていますが、これらの方々は調査結果に含まれていません。

支持政党別の投票行動

室蘭市長選挙の出口調査では、投票した人に、ふだん支持している政党について尋ねました。
▼自民党が32％、▼立憲民主党が18％、▼日本維新の会が３％、▼公明党が４％、▼共産党が４％、▼国民民主党が１％、▼れいわ新選組が１％、▼特に支持している政党はない、いわゆる無党派層が35％でした。

室蘭市長選挙の出口調査で、無所属の現職の青山氏は、▼自民党の支持層のおよそ60％、▼立憲民主党の支持層の20％あまり、▼日本維新の会の支持層の20％台後半、▼公明党の支持層の50％台半ば、▼共産党の支持層の20％台半ば、▼特に支持している政党はない、いわゆる無党派層の40％あまりから支持を得ました。
無所属の新人の小田中氏は、▼自民党の支持層の20％あまり、▼立憲民主党の支持層の50％台後半、▼日本維新の会の支持層のおよそ40％、▼公明党の支持層の30％台半ば、▼共産党の支持層の40％あまり、▼無党派層の30％台後半から支持を得ました。
無所属の新人の川畑氏は、▼自民党の支持層の10％台半ば、▼立憲民主党の支持層のおよそ20％、▼日本維新の会の支持層のおよそ30％、▼共産党の支持層の30％あまり、▼無党派層のおよそ20％から支持を得ました。

年代別の投票行動

室蘭市長選挙の出口調査の結果を年代別で見ますと、▼10代と20代の40％台後半が無所属の現職の青山氏、30％台半ばが無所属の新人の小田中氏に投票しています。
▼30代の40％台半ばが青山氏、40％あまりが小田中氏に投票しています。
▼40代の40％台後半が青山氏、20％台後半が小田中氏、20％あまりが無所属の新人の川畑氏に投票しています。
▼50代の40％あまりが青山氏、30％台後半が小田中氏に投票しています。
▼60代の30％台後半が青山氏、30％台後半が小田中氏、20％あまりが川畑氏に投票しています。
▼70歳以上の40％台半ばが青山氏、30％台後半が小田中氏に投票しています。