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【詳報】夕張市長選挙 現職の厚谷司氏が市の元課長を抑え2回目の当選

  • 2023年4月24日

現職に新人が挑んだ夕張市長選挙は、無所属で自民党夕張支部と立憲民主党が推薦した現職の厚谷司氏が2回目の当選を果たしました。(NHK北海道選挙取材班)

夕張市長選挙の結果です。
▼厚谷司(無所属・現)当選、2347票。
▼佐藤学(無所属・新)、1869票。
自民党夕張支部と立憲民主党が推薦した現職の厚谷氏が、新人で市の元市民課長の佐藤氏を抑え、2回目の当選を果たしました。

厚谷氏は夕張市出身の57歳。
市の職員を経て、2011年(平成23年)から市議会議員を2期務め、前回・4年前の市長選挙に立候補して初当選しました。

選挙戦で厚谷氏は、市が「財政再生計画」に基づいて国に返済してきた「再生振替特例債」の償還が4年後に終わるのを見据えて、医療や福祉など縮小されてきた市民サービスの充実に向け、取り組みを進めると訴えました。
そして、推薦を受けた自民党や立憲民主党の支持層、それに無党派層からも幅広い支持を集め、2回目の当選を果たしました。
投票率は69.29%(※)と、これまでで最も低かった1947年(昭和22年)の69.40%を0.11ポイント下回り、過去最低となりました。
(※)市選挙管理委員会が24日に訂正。

厚谷氏は「私が進めてきた財政再建に対する批判や考え方の違いから今回は厳しい選挙戦となった。夕張市は353億円あった借金があと4年でゼロになる。次の4年間ではこれまで夕張市が歩んできた歴史を検証しながら次の時代のまちづくりを進めていきたい。人口減少が加速しているので、メロンをはじめとする基幹産業や教育を守り、健康寿命日本一のまちを目指していく」と述べました。

 

前回・2019年(平成31年)までの戦いは👇

夕張市長選挙 戦いの歴史 最近の選挙結果は

 

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