「道東の山々から」~白雲山~

2月上旬、然別湖の南に位置する白雲山（1186m峰）に登りました。
スノーシューを履き、本格的な雪山登山を楽しみました。山頂からは、真っ白に染まる然別湖や、広大な十勝平野が見られました。

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厳冬期の冬山を登る

今シーズン、初めての本格的な雪山登山　

朝8時、士幌高原側の登山口から登山開始です。この日の気温はマイナス20℃。スノーシューを履き、防寒対策もしっかりとして臨みます。やはりスノーシューを履いていると歩きづらく、普段よりも進むのに時間がかかります。

冬山ならではの楽しみが！

道中は雪に覆われているので、あまり楽しめるものがないかと思っていましたが、冬山ならではの光景に巡り合えました。
登り始めてすぐ、雪の上にくっきりと残るウサギの足跡を見つけました。森の中へと続く足跡を見て、遭遇できるといいなあと思いを馳せました。
山の中腹あたりでは、「風穴（ふうけつ）」をいくつも見つけました。風穴は、然別湖周辺の山々に多く点在し、夏は涼しい風、冬には暖かい風が吹き出します。その暖かい風が当たる木々には霧氷のように氷が付き、幻想的な景色を作り出していました！

山頂から望む十勝平野

2時間半かけてたどり着いた山頂からは、然別湖を一望できました。凍った湖面に積もった真っ白な雪と青空のコントラストがとても美しかったです。山の南側からは、果てしなく続く十勝平野が見られました。あらためて十勝平野の広大さを実感できました！

余談ですが、山頂で食べたカップ麺は、冷え切った体に沁みました（笑）

春に向けて暖かくなり、足場が不安定になってきます。十分な装備を整え、経験のある方と登り、安全に注意をして楽しみましょう。