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2022年12月 深川市長選挙 新人・田中氏が5期目目指した現職破り初当選 約16年ぶりの選挙戦制す

  • 2022年12月26日

およそ16年ぶりの選挙戦となった深川市の市長選挙は12月25日に投票が行われ、無所属の新人で元市議会議員の田中昌幸氏が5期目を目指した現職を破り、初めての当選を果たしました。

深川市長選挙の開票結果です。
▼田中昌幸(無所属・新)当選 4930票
▼山下貴史(無所属・現) 4222票
▼佐々木一夫(無所属・新) 1010票
任期満了に伴う深川市長選挙は2007年(平成19年)以来、およそ16年ぶりの選挙戦となり、新人で元市議会議員の田中氏が自民党と公明党中空知総支部が推薦し5期目を目指した現職の山下氏を破り、初めての当選を果たしました。
投票率は60.18%で、これまでで最も低かった1990年(平成2年)の65.02%を4.84ポイント下回り、過去最低となりました。

田中氏は深川市出身の61歳。
1983年(昭和58年)に市役所に入り、建築係長などとして勤務したあと、市議会議員を5期20年近く務めました。

市議会議員時代は立憲民主党の所属で、今回の選挙でも党所属の国会議員らの支援を受けて選挙戦を展開しました。

初当選を果たした田中氏は「深川市をもっと元気に、もっと自慢のできるまちにしてほしいという声をたくさん寄せていただいた。トップみずからが情報発信していくことが何より大切だと考えており、子育て支援や医療・介護福祉分野の支援も充実させ、市の内外に向かって自慢できるまちにするため、先頭に立って取り組んでいきたい。北空知のリーダーとして各町とも連携しながら、この圏域が自立できるような取り組みもしっかりと進めていきたい」と述べました。


敗れた現職の山下貴史氏は一夜明けた26日午前、市役所内でNHKの取材に対し、「不本意であり、残念な結果だったが、市民の民意だと思うので、真摯(しんし)に受け止めたい。4期16年にわたり市長を担ってきたことで、長すぎるのではないかという思いが市民の皆さんにあったのだと思う。新市長には安全で安心に暮らし続けられるようなまちづくりを進めてほしい」と述べました。


詳しいインタビュー記事はこちらです👇

深川市長選挙で初当選 田中昌幸氏に聞く JR留萌線廃止後の公共交通は?

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