大学生と考えてみた ①どうしたら若者が選挙に行きやすくなる?
- 2023年4月5日
4月9日と23日に投票が行われる統一地方選挙。NHK札幌放送局では、もっと多くの人に選挙を身近に感じてほしいと、“どうしたら若者が選挙に行きやすくなるのか”について考える企画を始動しました。 第1弾の今回は、大学生たちとNHKで働く若手職員の意見交換から、若者に届く選挙について考えます。(NHK札幌放送局 若者×選挙取材班 浅井・飯嶋・上松・濱本)
大学生とともに街頭演説に
3月23日、北海道知事選挙の告示日。まずは、実際に候補者たちがどんなことを訴えているのかを知ろうと、集まってくれた大学生2人と街頭演説を聞きに行きました。
学生のうち1人は、街頭演説を立ち止まってしっかり聞くのは初めてとのこと。この日は2人の候補者の演説を聞きに行き、訴えている政策などを確認しました。
大学生と若手職員が意見交換
このあと、NHKの若手職員も参加して意見交換を行いました。
まず、街頭演説で各候補者の訴えを聞いてどんなことを感じたか尋ねました。
ある候補者は水産のことを話していて、もう1人の候補者は生活に近いことを言っていた感じがしました。自分に身近な話の方がひきつけられると感じました。
その点で言うと、どちらの候補者も若い人に関係がありそうな話はしていましたが、直接大学生の自分たちに、どういうところが関係あるのかなと感じました。
自分たちに向けて話してくれていないなというような、置いてきぼりのような感じがあるのかもしれませんね。
共通して出てきた意見は、「大学生にとって身近に感じられる政策をあまり聞くことができなかった」ということでした。
ほかにも、「候補者の訴えの違いが分かりづらい」という意見もありました。これについては、候補者を比較できるようにすることも重要なポイントとなりそうです。
そこで、NHKでは、今回の統一地方選挙の北海道知事選挙に立候補している各候補者に、若者に向けて訴えたい政策を聞いてみることにしました。
次回に続く👇
大学生と考えてみた ②知事候補者に「若者に向けて訴えたいこと」を聞いてみた!
2023年4月5日
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