端午の節句にはなぜかしわ餅とちまきなの?
スミにおけないお天気ブログ
- 2024年04月26日
すっかり新緑の季節になりましたね。
広島市の平和大通りの樹木の緑も濃くなってきました。
24日(水)、「お好みワイドひろしま」の気象中継で、「かしわ餅」と「ちまき」をご紹介しました。
来月5日は「端午の節句」。
昔から「かしわ餅」や「ちまき」を頂くならわしがありますね。
なぜ「かしわ餅」なのでしょうか。
それは、かしわの葉に理由があります。
かしわの葉は、新芽が育つまで古い葉が落ちないことから、家系が途絶えない、子孫繁栄の象徴とされたからです。
続いて、「ちまき」です。
米粉で作った甘いおだんごを笹の葉で巻いていぐさで縛っています。
「かしわ餅」は日本で生まれた和菓子ですが、「ちまき」は中国から伝わったものです。
中国の故事の由来し、厄払いの力があるとされていました。
また、「ちま」きの語源は、昔は、イネ科のチガヤの葉でもち米を巻いていたことから、「ちまき」と呼ぶようになったそうです。
両方とも縁起がいいので、ぜひ端午の節句に頂いてはいかがでしょうか。
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