カープのご当地ナンバープレート受け付け開始！

 

申し込みに訪れた人たちは

申請受け付け初日の9月25日。広島市西区の中国運輸局には、朝からナンバープレートの申し込みを行うため多くの人が訪れていました。

ナンバーの変更も自由に行うことができ、中にはこんな番号を希望した人も。

 

15番といえば、レジェンド黒田投手の背番号。カープの永久欠番です。

カープナンバーの受け付け開始に担当者も期待

申し込みの申請はオンラインでも受けていて、受け付け当日は午後4時の時点で窓口で97件、オンラインで197件、合わせて294件の申し込みがありました。カープ人気に運輸局側も期待を寄せています。

気になるお値段は？

カープナンバーは、普通自動車が白黒で9100円。カラーにするには、プラスで1000円以上の寄付金が必要となります。ちなみに、通常のナンバープレートの値段は1590円です。カラーにするための寄付金は、導入地域での地域交通サービスの改善や観光振興に活用される予定だということです。また、すでにナンバープレートを持っている人でも変更することができます。

福山ナンバーではすでに導入

ご当地ナンバープレートは国土交通省の事業として5年前・2018年に始まりました。その第1弾として、福山市など県の東部のナンバーではすでに「カープ坊や」デザインが導入されています。福山ナンバーは、県内23の市と町のうち、福山や尾道など8つの市と町。広島ナンバーは15の市と町が対象となります。

どのようなところに違いが？？

福山と広島のナンバーの違いは何でしょうか。まずは投打に違いがあります。福山ナンバーは投げる、広島ナンバーは打つ。色も今回の広島ナンバーの方が濃くなっています。しかし、これだけではありません。

遠くからではわかりにくいですが、実は、ボールの部分に違いがあります。福山のボールの縫い目が直線的である一方、広島のボールは、縫い目に段差があって、公式球に、よりリアルに迫っています。

ご当地ナンバーのうち、普及率のベスト3は？

2018年に導入されたご当地ナンバープレートは合わせて41種類あります。そのうちの6種類を紹介します。岩手は宮沢賢治の銀河鉄道の夜です。福井は恐竜が描かれています。また大分では温泉など、それぞれの地域の「推し」がデザインされています。

さて、2018年に導入されたご当地ナンバープレートの41種類のうち、2018年10月からことし6月末までの普及率を調べました。

▽第3位は静岡県富士宮市などの富士山ナンバー。
▽第2位は熊本県のくまモンナンバー、
▽第1位は山梨県富士吉田市などの富士山ナンバーです。

ちなみに、、、福山のカープナンバーは4位です。

打倒くまモンを目指して担当者も期待

今回、プロ野球・カープは5年ぶりに3位以内に入り、クライマックスシリーズに進出を決めました。新しいカープのナンバープレートも上位に入ることを、担当者も期待しています。

配布はいつから始まる？

広島のカープナンバーの配布は10月23日に始まる予定です。およそ1か月後には、広島市などでもカープナンバーの車が走る姿が見られることになりそうです。

最後に少し豆知識

ナンバープレートの見本にはよく「2046」という数字が使用されています。実はこれには理由があるそうです。広島運輸局の山中さんによると、「直線」「曲線」「大きな丸」などの数字に関する要素を網羅しており、視覚的に見やすいことが理由だということです。