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雨の季節到来 線状降水帯情報変更へ

スミにおけないお天気ブログ
  • 2023年05月30日

29日(月)、気象台は「中国地方は梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
平年より8日早く、去年より13日早い発表です。
梅雨入りを発表するのは、大雨による災害が発生しやすい時期であることを伝えることが目的でもあります。

5年前の西日本豪雨では、県内でも「線状降水帯」が発生し、大雨となりました。
気象庁は、「線状降水帯」が発生し、災害の危険度が高まったことを伝える「顕著な大雨に関する情報」について、25日(木)から運用の基準を変更し、これまでより最大30分早く発表することになりました。
「線状降水帯」は、発達した積乱雲が連なり、非常に激しい雨が同じ場所に降り続くため、土砂災害や洪水などが発生する危険性が急激に高まります。
気象庁は、おととしから、「線状降水帯」の発生が確認された際に「顕著な大雨に関する情報」を発表しています。
発表基準は、3時間の解析雨量が100ミリ以上になっている範囲が500平方㎞以上あって、形が線状で、領域の3時間雨量の最大値が150ミリ以上などです。

これまでは、「線状降水帯」の発生が確認された時に「顕著な大雨に関する情報」が発表されていました。
25日(木)からは、予測技術を活用し、「最大30分前倒し」で発表できることになりました。
この情報は、大雨警戒レベル4相当以上であることはこれまでと同じです。

この情報が出たら、すでに危険が差し迫っている状況なので、自治体の避難情報を確認し、速やかに身の安全を確保することが重要です。
これから雨の日が多くなるので、大雨への備えもしておきましょう。


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