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【視覚障害ナビ・ラジオ/収録後記】亮太が行く!―あの壁を超えろ!クライミング初体験[2017年4月16日放送]

2017年04月14日(金)

視覚障害ナビ・ラジオ』ディレクターの遠田恵子です。
4月16日のナビラジオでは、新企画がスタートします。その名も「亮太が行く!」。
全盲の和太鼓奏者・片岡亮太さんが、当事者リポーターとして、やってみたいことに挑戦し、会いたい人にインタビューするというもので、記念すべき第一回は、フリークライミングに初挑戦します。

写真:片岡さんが訪ねた都内のクライミングジム

片岡さんが訪ねた都内のクライミングジム



道具を使わずに人間の手足だけで岩や壁を登るフリークライミング。
都内にあるクライミングジムで片岡さんを待っていたのは、視覚障害世界チャンピオンのクライマー・小林幸一郎さん。NPOモンキーマジックの代表として、障害のある人もない人も一緒にクライミングを楽しもう!と活動しています。

視覚障害者の場合は、晴眼の人のサポートを受けながら登ります。
「12時半、ちょっと離れたところに大きなホールド」・・・片岡さんも、NPOスタッフ・木本多美子さんが時計の位置で説明してくれるのを聞きながら、一手、また一手と壁をよじ登っていきます。和太鼓奏者ですから腕の力はなかなかのもの。初心者コースはスルスルと登って行きました。

ところが、ちょっとレベルが上がると、とたんに進めなくなってしまいます。それもそのはず、壁が手前にぐんと反り返っていたり、手がかり・足がかりとして使えるホールド(石)が限定されていたりと、超えるべきハードルがいくつも出てくるからなんですね。

目標に手を伸ばす。あと一歩前に進む。片岡さんが挑戦している間、小林さんはずっと「ガンバ!」と励まし続けていました。その声が見えない力になって片岡さんの背中を押していたのかもしれません。

さあ、片岡さんは、果たして難関を超えられたのでしょうか。この続きは是非番組で!

壁の前でポーズをとる片岡さん(右)、木本さん(中)、小林さん(左)

壁の前でポーズをとる片岡さん(右)、木本さん(中)、小林さん(左)

 

番組情報
▼視覚障害ナビ・ラジオ
 NHKラジオ第2放送 「亮太が行く!―あの壁を超えろ!クライミング初体験
 2017年4月16日(日)夜19:30~20:00[再放送 4月23日(日) 朝7:30~8:00]

らじる★らじる でも聞くことができます。

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