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放送内容

先輩×後輩 ナビラジ交友録
音楽からの贈り物
―ヴァイオリニスト 和波 たかよし×太鼓奏者 片岡 亮太―

2016年7月17日(日)[ラジオ第2] 午後7時30分~8時00分
(再)2016年7月24日(日)[ラジオ第2] 午前7時30分~8時00分

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放送内容


写真 : ヴァイオリンを弾く和波さん
撮影 : 井村重人

写真 : スタジオで 
    左・和波さん 右・片岡さん

写真 : 太鼓をたたく片岡さん

若い世代が先輩を訪ね、生きるヒントをもらう随時企画。第2回は、「音楽からの贈り物」。
今年71歳になるヴァイオリニストの和波(わなみ)たかよしさんは、生まれたときから目が見えない。
4歳で楽器を手にとり、その後、国内外のコンクールで数々の賞を獲得。2013年には楽壇デビュー50周年という大きな節目をむかえ、円熟味を増した音色は多くの人を魅了している。
和波さんを訪ねる後輩は、太鼓奏者の片岡亮太さん。今年32歳で、4年前にファーストアルバムをリリースした。弱視で生まれ、10歳で失明。絵描きになるという夢を断たれた時に盲学校の授業で出会ったのが太鼓だった。全身で感じる力強い響きに、生きている実感を得るという。
音楽のジャンルも世代も違う二人を結ぶのは“演奏家である”ということ。世界を舞台に活躍する和波さんが、道を志してからここまで何を頼りに歩を進めてきたのか。見えないということが彼にとってどういう意味を持っているのか。今後、本格的に世界を目指す片岡さんにとって、和波さんの軌跡は大きな指針となる。
ふたりの演奏を交えながら、片岡さんが憧れの先輩・和波さんに聞く。

収録を終えて

制作担当:遠田 恵子

憧れの先輩・和波さんを前にして、片岡さんはガチガチに緊張していました。胸の高鳴りが、そばにいる私の耳にも聞こえてくるほど。でも対談が始まり、和波さんの穏やかな語り口にその緊張もほぐれた様子でした。事前に和波さんの著書数冊を読み込み、SNSなどもすべてチェックして、万全の態勢で対談に臨んだ片岡さん。和波さんの言葉を一言も聞き漏らすまいと、少し前のめりになりながら真剣に耳を傾ける姿が印象的でした。一方の和波さんも、片岡さんの問いかけひとつひとつに丁寧に答え、率直に語り、質問を投げかけるなどして、後輩との語らいに真摯に向き合ってくださいました。
私が見つけた二人の共通点は、“まじめ”で“情熱的”であるということ。奏でる楽器は違えども、演奏家としてよりよい音楽を届けたい、音楽に誠実でありたいという深い思いが、二人のたたずまいからひしひしと伝わってきました。
「音楽からの贈り物」をテーマにした対談は1時間近くに。音楽の話はもちろん、視覚障害と演奏の関係や家族についてなど、話題は多岐に及びました。放送時間の都合ですべてお聞きいただけないのが残念ですが、本音満載のイキイキトークになりました。ちなみに、和波さんのパートナーはピアニストの土屋美寧子さん。片岡さんのパートナーはホルン奏者の山村優子さんです。それぞれが共演した楽曲も、番組の中でご紹介しますのでお楽しみに。
あ、そうそう。二人の共通点がもうひとつありました。それはともに“愛妻家”であること!これも忘れてはなりませんね。演奏家ふたりの対談、是非お聴きください!

出演者
出演:
和波 たかよしさん(ヴァイオリニスト)
片岡 亮太さん(太鼓奏者)
遠田 恵子(司会)
関連情報
紹介した曲

和波さん
①ヴァイオリン協奏曲二長調作品61 第二楽章(ベートーヴェン作曲)
②エレジーとトッカータ(バークレイ作曲)
片岡さん
①大地(片岡亮太作曲)
②速禰(はやみ)(山村優子作曲)

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