先週、東京・三鷹市で18歳の女子高校生が殺害されたストーカー殺人事件。警察に相談したわずか7時間後に事件は起きた。専門家によると、20歳前後、元交際相手、「俺は死ぬ」と言う、待ち伏せなど、今回の容疑者の状況や言動などは危険度が極めて高い典型だと言う。しかし、警察は「切迫性はない」と判断していたという。なぜ、危険は見過ごされてしまったのか?去年、逗子市で起きたストーカー事件の被害者遺族は「警察だけでは被害者を守れない。社会全体で危険を察知する必要がある」と語る。日本より10年早くストーカー対策に乗り出した米国では地域を挙げてストーカーの芽を摘むための具体的な啓発活動が行われる。どうしたら悲劇を防ぐことができるのか、考える。
みんなのコメント