都内で年間7000戸、10年前と比べ5倍以上のペースで増えるワンルームマンションが、問題となっている。
投資用として売買されたり、住民票も移さない単身者の入居が多いため、ゴミ出しや自治会への加入を巡ってトラブルが絶えず、「町の姿が変わってしまう」などと住民たちの反発は強い。6月から一戸あたり50万円を課税してワンルームマンション建設の抑制を図ろうとする豊島区を始め、都内5つの区が相次いで規制を打ち出している。
一方で、ガイドラインを作り、建設前から話し合いの場を設けることでワンルームマンションを受け入れようとする自治会なども現れている。急増するワンルームマンションの現状と始まる規制の動きを通し、町づくりについて考える
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