相次ぐ自爆テロや報復攻撃によって、流血の惨事が続くイスラエルとパレスチナ。この夏、神奈川県の市民団体が、”憎しみと暴力の連鎖”を断ち切るきっかけにと、初めてイスラエルとパレスチナの子どもたちを招待し、日本の家庭で共に暮らす試みを実現させた。
父親をテロで喪ったがイスラエルの男の子や、いとこをイスラエル兵に射殺されたパレスチナの男の子。日本のホストファミリーの家では、言葉も通じない双方の子どもが、同じ屋根の下で初めて生活を共にした。
これまで出会うことがなかった子どもたちは、何を話し、お互いをどう理解したのか。イスラエルとパレスチナの子どもたちの日本滞在11日間とその心の変化を追う。
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