福島県民はプロスポーツの関心低い？

県政世論調査をご存じ？

みなさん「県政世論調査」をご存じですか？簡単に言えば福島に関するさまざまなテーマについての県民の意識調査で、得られた結果を県政に生かそうと県が25年前から毎年、実施しています。結果を見ると意外な県民性が見えてきます。

ことしの調査は15歳以上の2000人が対象で、6月から7月にかけて行われました。
およそ6割の1135人が回答し、結果が11月7日にまとまりました。ことしの調査は全部で44問。

復興、医療、それに安心・安全についてなど堅めのテーマもありますが、私たちの暮らしにごく身近な話題についてもアンケートしています。

プロスポーツへの関心は？

まず１つ目は、いわきFCや福島ファイヤーボンズなどのプロスポーツについて、県民にどれくらい認知されているかを確かめる質問です。回答の結果がこちらでした。

「知っているが、特に関心はない」が半数にのぼり、ちょっと切ない回答結果となりました。
県にどのように改善するのか聞いてみました。

自転車のヘルメット着用は？

続いては、道路交通法が改正され、ことし4月1日からすべての自転車利用者にヘルメットの着用が努力義務化されたことについてです。県民にどれほど浸透しているか尋ねました。

ふだん自転車に乗っているという人のうち知っているが98.1％、知らないが1.9％でした。知っていると回答した人がかなり多いですが、ただ肝心なのはヘルメットを着用しているかどうか。次の質問はこちら。

回答は…。

なんと「着用していない」が7割に上りました。調査では、着用しない理由も尋ねていて、「保管や持ち運びが面倒だから」「重いし蒸れるなど不快だから」という回答が多数でした。これについて県の担当課に受け止めを聞きました。