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ラグビーワールドカップはいよいよ準決勝!

2023年10月19日 (木)

アナウンサーの渡辺憲司です。
ラグビーワールドカップはベスト4が出そろいました。
私が担当した準々決勝・イングランド対フィジーはラストワンプレーまで勝敗が分からない好ゲームでした。今回の準々決勝4試合のうち3試合がラストワンプレーまで勝敗が分からない大熱戦。
好ゲームが続く大会もいよいよ準決勝・3位決定戦・決勝を残すだけとなりました。

私たち中継スタッフは南フランスのマルセイユからパリへ移動。
マルセイユは半袖でも過ごせるほど暖かかったものの、さすがにパリは秋も深まっており、長らくスーツケースで眠っていた冬物のコートが大活躍しています。

先日は準決勝で放送する南アフリカの練習取材に行ってきました。
南アフリカは4年前の日本大会の優勝チーム。
今大会は1次リーグでアイルランドに敗れたものの、準々決勝では開催国・フランスに1点差で勝利、準決勝では4年前の決勝の再現となるイングランドと対戦します。
南アフリカの練習場はパリの中心部から車で1時間ほどの町・ドモンにありました。のどかな田園地帯にある町の陸上競技場で練習は行われました。
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練習場の前の道にあるロータリーには出場チームのジャージを模したプレートが立てられています。

出場20チームに対してプレートは10。
どういう基準で選んだのか分かりませんがその中に日本のジャージが!!
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私たちにとってはちょっぴり誇らしい光景でした。

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南アフリカといえばニュージーランドと並び、ワールドカップ史上最多の4度の優勝を誇る世界最強チームの1つ。ファフ・デクラーク選手やピーターステフ・デュトイ選手など日本のリーグワンでプレーする選手も数多くいます。

そんな世界最高峰のチームの練習にも関わらず取材環境はびっくりするほどフランク。
報道陣はピッチサイドなら自由に行き来ができ、選手たちも報道陣と談笑しています。
私たちの姿を見つけた主将のシヤ・コリシ選手は「元気デスカ?」と日本語で声をかけてきました。
思わず「元気です!」と答えると「ヨカッタデス!」と笑顔で練習の輪に。
コリシ選手は日本でのプレー経験はありませんので果たしてどこで日本語を覚えたのか・・・。
練習公開は冒頭の15分と決められているため準決勝に向けてどう戦おうとしているのかまでは分かりませんが、日本から訪れた我々にとって非常に親近感を覚えた取材でした。

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地元・フランスは敗退したものの、大会はいよいよクライマックス。
パリ市内のコンコルド広場に設けられたファンゾーンも週末は再び熱狂の渦に巻き込まれることと思います。
NHKでは準決勝「イングランド×南アフリカ」を総合テレビとBS4Kで22日(日)午前3時45分から中継でお伝えする予定です。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/rugby_worldcup/?cid=nwebhk-orjp-soprts-rgbywcup





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