第６９回　大会リポート

3年ぶりにNHKホールで開催した第69回Nコン！
決勝大会の１日をご紹介します！

“放送部の甲子園”と言われるNコン。NHKホールに集っての開催は3年ぶりとなりました。8時15分、開場時間となり、NHKホール前で待機していた高校生や顧問の先生が続々と入場していきます。お天気は、準決勝に引き続き快晴！真夏の暑さの中、決勝大会が開幕しました。

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開場から決勝進出発表まで約1時間。今回初めて場外に設置されたNHKオブジェやNコンオブジェの前で記念撮影が行われていました。
会場内では、憧れのNHKホールのステージ前で記念撮影する姿も多くみられました。

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ロビーに設置された「NコンひとことBOX」。「今年のNコンの感想」や「今の心境」など、高校生たちがNコンへの想いを自由に語ることができるスペースで、その様子を動画撮影しました。
休憩時間などにカメラの前で思いの丈をぶつける姿は、緊張から少し開放された高校生らしいやりとりが多くみられ、特別な空間となり、皆さんのNコン愛であふれるブースとなりました。

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決勝進出発表を待つ緊張に包まれた会場内…そんな中、発表前に上映されたNHKのPR映像に、Nコン・朗読部門で優勝経験のある声優・鈴木崚汰さんが登場！Nコンを経て声優として活躍する先輩からのメッセージに、緊張感あふれる会場が一気に高揚感で満たされ、これから戦いに挑む皆さんの励みとなりました。

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司会は昨年度アナウンス部門で優秀賞を受賞した工藤咲季さんが務めました。
いよいよ、決勝進出校・進出者の発表！学校名や名前が呼ばれると歓喜の声に代わり、自然と拍手が湧き起こりました。

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幕が上がり、審査員の方々が登場。今年のゲスト審査員はクリエイティブディレクターで東京藝術大学美術学部教授の箭内道彦さん！
内田隆志コンテスト委員長の開会のことばで、いよいよ、決勝大会の開幕です！

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午前中は番組部門（ラジオドキュメント部門・創作ラジオドラマ部門・テレビドキュメント部門・創作テレビドラマ部門）の作品が発表されました。
作品発表後、代表の生徒が登壇し、作品に込めた思いや工夫したことなど、インタビューに答えました。

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休憩時間には、NHKホール外の撮影スポットで、準決勝で受賞した賞状を手に記念撮影をする姿が見られました。

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午後は、アナウンス部門、朗読部門の発表が行われました。

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発表前、ステージ裏でスタンバイするアナウンス部門のみなさん。
緊張感が漂う中、本番直前まで練習をする姿は、「これまでの努力で培った力を全力で出し切るぞ！」という決意を感じる闘志あふれる空間でした。

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登壇する朗読部門のみなさん。

アナウンス部門・朗読部門ともに、NHKホールのステージで堂々と発表する決勝進出者の皆さんの勇姿にとても感動させられました。
参集開催の醍醐味を感じる瞬間でもありました。
本当にお疲れ様でした！！

Nコン企画では、放送部OBでNコン公式サポーターのぶんけいさんとNHKの若手代表・大久保美佳ディレクターが登場。
会場の高校生から日頃の放送活動における悩みや疑問について質問を募り、大久保ディレクターが現場で得た経験からノウハウを伝授！「テーマが決まった後、何を考えながら構成を決めているか」など、大久保ディレクターも高校生と同様に日々直面する課題や、番組制作をする上で意識している軸に関する質問が多くあり、高校生に刺さるノウハウや考え方を共有することができました。

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ゲスト審査員の箭内道彦さんをはじめ、ドキュメント部門、創作ドラマ部門、アナウンス部門、朗読部門それぞれ、審査員の方々にじっくりと講評いただきました。

• NHKメディア総局　第１制作センター
  ＜教育・次世代＞　藤森康江 ジャンル長
• 一般社団法人 日本放送作家協会監事
  さらだたまこさん

• 芳野潔 エグゼクティブアナウンサー
• 黒沢保裕 専門委員

いよいよ結果発表！
全国から参加した1435校、11805人を勝ち抜き、見事優勝されたみなさん、おめでとうございます！
喜びにあふれる学校、悔し涙を見せる生徒など、様々な思いがこみ上がる会場内は、お互いの勇姿を称え、温かい拍手に包まれました。
入賞校・入賞者はステージに登壇し、３年ぶりに対面での表彰式が行われました。

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表彰式終了後、内田隆志コンテスト委員長の閉会のことばで、Nコン決勝大会が幕を閉じました。
３年ぶりに、NHKホールに集ってのNコンが開催され、緊張感や感動を会場全体で体感できる喜びを改めて実感した大会となりました。
来年は節目となる第70回大会。全国の高校生がNHKホールに集まり開催できることを願っております。