こんにちは、スタッフFです。
「カンパニー~逆転のスワン~」第2話、ご覧いただけましたか?
高野(宮尾俊太郎)が、会社の命運をかけた「白鳥の湖」の公演にゲスト出演してくれることになったのに、
今度は瑞穂先生(黒木瞳)がそれを許さないと!
高野と瑞穂との関係は、とても繊細で深いものなのでしょう。
師弟関係を超え、家出した息子と母親のようなものを感じました。
高野は瑞穂に実力を認められていないと思っている。
だから、一人で世界に飛び出し、ストイックに努力を重ね世界的ダンサーになった。
誰にも甘えず、ひたすら上を見て頑張った。
そして一番認められたい人それは瑞穂先生なのです。
二人の関係性が丁寧に描かれていてほほえましい結果になりましたね。
しかし!!そううまくいきません。
高野が腰をやっちゃうのです。キャー
第1話・第2話で高野は感じが悪いけど中身が繊細、
壁を作ってるけどきっと中身は素直な人なのではと思わせられ、
なんだかとてもファンになりました。
その二人をなんとか仲直りさせようとドタバタ奔走する
青柳(井ノ原快彦)と由衣(倉科カナ)もいい人たちだなぁと、泣き笑いの第2話でした。
ところで、青柳・高野・瑞穂・由衣と男性の役名は名字、
女性の役名は下の名前で自然と書いていますね。
ドラマの中で言っているということもありますが、
脚本では、男性は名字、女性は下の名前で書かれることが多いのです。
なぜなのでしょうね?
恐らくきっちりとした決まりはないと思うのですが、習慣なのでしょうか?
脚本はドラマの設計図です。
キャスティングや美術・技術・ロケ場所などを決める際にスタッフは脚本を基に決めていきます。
ですから、一目でキャストの男女がわかるようになっているのかなぁと思います。
また日本のドラマの歴史もあるのかと思います。
恐らく今まで男性が主に出演するドラマは会社や仕事のドラマが多く、
女性が主に出演するドラマはホームドラマが多かったのかなと。
家庭内だと、必然的に下の名前になりますよね。
そういえば、当時アイドルのキョンキョンが自分のことを”コイズミ“と呼んでいたのを思い出します(歳がばれる)。
当時の常識をさらっと覆し、かっこよかったです。
このドラマの中でもみんなが親しみを込めて“ユイユイ”というのに、
本人は”瀬川です“と返す場面が何回も出てきます。
彼女のキャラを表現するいいシーンだなぁと思います。
日本では姓は社会的なもの。名は私的なものという感じがあります。
(海外でもそうなのかもしれませんが、上司をファーストネームで呼んだりしますよね・・)
本人が自分をどう呼んでほしいか、
どういうことを考えているのか、
どういう立場なのか、
誰とどのように距離をとりたいのか縮めたいのか、
そういった様々なことが名前の呼び方一つに込められていて面白いですね。
さて、第3話は24日(日)夜10時~BSPとBS4Kで。
第2話見逃した方は、再放送あります。
24日(日)午後4時30分~BSPです。
ぜひぜひご覧くださいね!!
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投稿者:スタッフ | 投稿時間:17:05 | カテゴリ:カンパニー