国際共同制作
ド・ゴールとチャーチル
~ナチス・ドイツ フランス侵攻の30日~
初回放送
BShi | 2010年9月19日(日) | 午後10時45分~ |
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再放送
BShi | 2010年9月26日(日) | 午後4時30分~ |
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第二次世界大戦中のナチス・ドイツによるフランス占領から、今年でちょうど70年。当時、ドイツへの徹底抗戦を呼びかけ、レジスタンス運動の出発点となったのは、ド・ゴール将軍によるBBCでのラジオ演説だった。この歴史的な演説の舞台裏では、ド・ゴールとイギリス首相チャーチルの間で、水面下の駆け引きが行われていた。
番組データ
- 原題:L'APPEL DU 18 JUIN
- 制作年:2010年
- 国際共同制作:NHK/FTD・BORÉALES(フランス)
1940年6月、ドイツ軍侵攻によりパリが陥落。フランスはナチス・ドイツの占領下に置かれた。ボルドーに逃れたヴィシー政府は、ドイツと休戦条約を結ぶことを決定。これに正面から異議を唱えたのがシャルル・ド・ゴールだった。
ド・ゴールは、かつての恩師で、ヴィシー政権の元首となったフィリップ・ペタンに説得を試みるも失敗。苦慮の末、イギリスへ亡命する。そしてロンドン到着後、ウィンストン・チャーチルに面会し、対独戦線で協力を求めた。
当時まだ無名の軍人だったド・ゴールは、いかにしてチャーチルの信頼を勝ち得たのか?そして、ド・ゴールの名を世界に知らしめ、レジスタンスの象徴となった伝説のラジオ演説はどのように準備され、実施されたのか?
ヨーロッパ史の転換点となった、ナチス・ドイツのフランス侵攻からの30日間をドラマで描き、水面下で繰り広げられた英・仏・独の駆け引きの実像に迫る。