初回放送 | BShi | 2009年8月11日(火) | 午後8時~ |
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再放送 | BShi | 2009年8月12日(水) | 午後3時~ |
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教育 | 2009年8月3日(月)~7日(金) | 午後7時~ |
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第二次大戦中、ナチスの追跡を逃れ、アムステルダムで家族とともに隠れ住んだ少女アンネ・フランク。
ユダヤ人の苦難を今に伝える日記は、世界中の人々に読み継がれてきた。
この番組は、アンネの生きた世界を忠実に再現したドキュメンタリードラマである。
- 原題
- The Diary of Anne Frank
- 制作年
- 2007年
- 制作
- Darlow Smithson Productions(イギリス)
詳細
第二次世界大戦中の1942年、オランダ・アムステルダム。13歳の誕生日に家族から日記帳をプレゼントされたユダヤ人の明るく賢い少女アンネは、その日から心を許せる友人に話すように日記をつけ始める。アンネは食品会社を営む父オットー、母エーディト、16歳の姉マルゴーと暮らしていたが、ナチス・ドイツ軍が占領するオランダではユダヤ人への迫害が日に日にエスカレートしていた。アンネの誕生日からわずか数週間後、姉マルゴーにナチス・ドイツ軍の呼び出し状が届き、一家は身を隠すことにする。行き先は父の会社の上階に造られた狭い隠れ家だった。従業員のミープなど数人の協力者以外には気づかれぬよう身を潜めて暮らす生活が始まる。そんなつらい生活のなか、アンネは10代の少女として率直に感じるままの日々の思いを日記に書き続ける。家族のこと、恋のこと、戦争のこと…。緊張を強いられる極限の生活の中で、喜びや悲しみ、怒りや不満を真摯に日記につづっていたアンネ。そこには、恋や悩みに揺れる等身大の少女の姿が映し出されている。
原作「アンネの日記」とは
「アンネの日記」はアンネが強制収用所に連行された後、一家を支援していた女性ミープにより保管され、戦後、家族の中でただ一人生き残ったアンネの父オットーに渡された。1947年にオランダで初出版されるとすぐに大勢の人々の心を捕らえ、1950年にドイツ語、フランス語の翻訳版が出版されたのをはじめ、50か国語以上に翻訳され現在も世界中で読み続けられている。