昭和5年(1930年)4月、国鉄木原線の大原~大多喜間の開業時に設置されました。
駅周辺には、行元寺があり、県指定文化財である木造阿弥陀如来像のほか、葛飾北斎で有名な「神奈川沖波裏」の原点となった「伊八の波」があります。
駅から西へ徒歩4分にある「妙泉寺」。赤い門が特徴的な「楼門」はいすみ市指定文化財にも登録されています。境内には石をふんだんに使った池に鯉が泳いでいたり、建て替え前の立派な建立木材を見ることができます。
元養鶏場を利用したファームリゾートが近くにあります。駅の北、車で5分くらいのところにあるこの施設は、卵をはじめ地域の農産物を販売しているほか、鉄道の古い車両数台を展示する鉄道ファン必見のスポットでもあります。園内では、展示されているいすみ鉄道の車両内で、新鮮なたまごかけご飯を食べることができます(土日祝のみ国吉駅から無料バスの送迎あり)。
駅ホームを使って、撮影が行われました。
駅の近くには、いすみの民話にも残る「夜泣き地蔵」が小さな祠にまつられています。泣き止まぬ子の枕の下に祠の石を入れると泣き止むと言い伝えられ、地元の人と共に歴史を刻んでいます。
近くの鉄橋は、電車を待ちかまえるカメラマンもいる写真スポットです。
また、春になると菜の花といすみ鉄道のツーショットを撮影できる場所(大野交差点入口)もあるので是非探しにいらしてください。