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海軍大将になりたいという夢を語った山田親幸さんは、同級生から激しいいじめを受けた。
障害があることで、一人前とは認められなかった悔しさと惨めさが心に残っている。 -
山田親幸さんの9歳上の兄で、右半身にまひがある親夫さんは、徴兵検査で不合格になった。
国家の米食い虫―――周囲からこう言われ、自尊心は大きく傷ついた。 -
山口県で暮らしていた木村浩子さんは、7歳のとき、日本兵に殺されかけた。
左足以外、体をほとんど動かすことができなかった木村さん。
終戦のおよそ3か月前、母親の前に青酸カリを持った兵士が現れた。