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女人禁制 伝統の神楽に憧れる少女 青森県佐井村・牛滝地区

Dearにっぽん「神楽響く私の“ふるさと” 〜青森・牛滝地区〜」NHKプラスで配信中(5月19日まで)
  • 2024年05月13日

青森県佐井村牛滝地区。小さな漁村で海の男たちが伝統の神楽を受け継いできた。ふるさとの神楽に憧れる女の子。女人禁制の風習に葛藤する姿に、漁師町の伝統を守る男たちはどう動くのか。

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配信期限:5/19(日) 午前8:49 まで

Dearにっぽん
「神楽響く私の“ふるさと” 〜青森・牛滝地区〜」
初回放送:5/12(日)
再放送:【総合】5/16(木) 午前1:25(水曜深夜)

青森市から車で4時間。下北半島の西端、佐井村牛滝地区に、去年の春、ひと組の夫婦が1男3女を連れて帰ってきた。小さな漁村の楽しみは、年に二回行なわれる伝統の神楽。「囃子をやりたい」と憧れる長女の聖奈ちゃん。しかし、神様が女を嫌うという理由で、100年以上の歴史で一度も女性の参加が許されたことはない。ひとりの女の子の願いを、伝統と生きてきた地区の男たちはどう受け止めるのか。それぞれの葛藤の日々を追う。

語り:吉岡 里帆

番組HP:https://www.nhk.jp/p/ts/P71P7Q379L/episode/te/G5NWNZ42JY/

番組への感想をお待ちしています

ドキュメンタリー番組「Dearにっぽん」では、番組をご覧になったみなさんの感想を募集しています。心に残ったシーンや言葉をコメント投稿フォームからお寄せください。

みなさんからいただいた感想の一部をご紹介!

ブルードッグ
さん

私も地元の祭り団体に所属しておりまして番組を見ていて身につまされるものがありました。日本各地にお祭り、郷土芸能がありますが、人手不足で存続の危機に直面されている団体や組織は少なくはないと思います。私共の団体も例外ではありません。伝統を守って行くのは大変ですが、伝統を継承していくのはもっと大変。そういう時代になってきました。女の子の「笛を吹きたい」「太鼓を叩きたい」という思いを潰さなかった。ご家族の方はじめ関係者の方々の行動に勇気をもらいました。

ぴいすさん

私の地元でも昔、お祭りの時にお囃子があって、父が横笛を担当していました。
私もやりたかったけど、女はダメだと言われて諦めました。
今は人も減ってお囃子は途絶え、お祭りの内容も変わったようです。
聖奈ちゃんは受け入れて貰えて良かったですね。これを機に、彼女だけでなく男女関係なく仲間を増やして、神楽など伝統的な事柄を盛り立てて行けたらいいなと思います。聖奈ちゃん、横笛を自在に吹けるようになるといいですね。これからも頑張って下さい。

ゆきにくさん

放送を観て、今、自分の娘が最初は不安だらけで立候補した体育祭の応援団でしたが、応援団の中で一番小柄ながらも声を出して毎日練習を頑張っている姿を想像できて、実際の本番まで勇気づけられるような番組内容でした。是非娘に観せて自信を与えてあげたいと思いました。男とか女とか無いと言われる時代でも、やっぱりこういう古いしきたりは存在して、それを否定するのもどこか違う気もして、その土地その場所で合った守るべき伝統がある大切さも実感しました。とても見応えある番組をありがとうございます。

みなさんのコメントはこちらから読むことができます。

あわせて見たい!

NHK青森放送局では、1年以上にわたってこのご家族を取材してきました。2023年7月に放送した番組を現在NHKプラスで配信しています。あわせてご覧ください。

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配信期限:5/25(土) 午前8:41 まで

東北ココから
「ふるさとの学校がつなぐもの〜下北半島 佐井村〜」
初回放送:2023年7月28日

津軽海峡に面した青森県佐井村。村の中心部から車で1時間ほど離れた牛滝地区は人口100人足らずの、過疎化がすすむ地区だ。児童がいなく休校していた小学校が2023年4月に再開した。児童はふたりきり、父のふるさとに家族で戻ってきた姉と弟だ。地域にとっては待望の学校再開。さみしい思いをさせないよう奮闘する両親や地区の人たち。ほかに児童がいなくてもふるさとに戻る決断をした家族の半年を見つめる。

番組HP:https://www.nhk.jp/p/ts/WJ1LZ5K145/episode/te/QMQ7RQP2N9/

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