男子プロバスケットボールリーグ・Bリーグ、その優勝を争うプレーオフ、チャンピオンシップがいよいよ始まります。神奈川県からは「川崎ブレイブサンダース」「横浜ビー・コルセアーズ」がチャンピオンシップに進出し、なんと両者はチャンピオンシップ準々決勝で激突。“神奈川ダービー”を前に横浜ビー・コルセアーズの選手に意気込みを聞きました。
河村勇輝(かわむら・ゆうき)
2001年山口県出身の22歳、身長172センチ。ポジションは司令塔のポイントガード。2020年1月の高校在学中、特別指定選手として史上最年少(当時)でB1デビュー。名門・東海大学に進み、2020年12月には横浜ビー・コルセアーズの特別指定選手に。2022年3月に大学の中退と、プロ契約を発表。2022年に日本代表デビュー。今シーズンのオールスター戦にはファンからの最多票を獲得し選出。小柄だが、抜群のスピードと巧みなパス技術に加えて、勝負強い得点力も魅力。
レギュラーシーズンでは川崎さんに最後2連敗していて、その時、僕はベンチ外で見ていたのでより悔しさを感じていますし、同地区同士ということもあるので、中地区のレベルの高さを川崎さんとともに証明していければいいなと思っています。
でも、僕たちが勝利してセミファイナルに進出できるように頑張りたいなと思います。
とにかくチャンピオンシップは先に2勝した方が上がれるので、勝ちに徹する試合にしていきたいです。勝つために何が必要なのかを準備していきたいです。
森井健太(もりい・けんた)
石川県出身の27歳(1995年生)。身長178センチ。ポジションは司令塔のポイントガード。今季からキャプテンとしてチームをまとめる。粘り強いディフェンスと味方を生かすアシストが持ち味。
川崎さんに対して常にチャレンジャーという気持ちをもって戦います。キャプテンとしては、自分自身はチームをいい方向に向かせていけるように、自分ができることにフォーカスしてチーム全体として高めあっていきたいなと思います。
チャンピオンシップまで来れたのも、僕たちを応援してくれる横浜ビー・コルセアーズに関わる全ての方々のおかげだと思うので、皆さんの応援の力は本当に戦うエネルギーになっているので、ファンの皆さんとともに横浜一丸で勝てるように頑張っていきますので、ぜひ僕たちとともに戦ってほしいなと思います。
須藤昂矢(すどう・こうや)
横浜市出身の25歳(1997年生)。身長186センチ。ポジションはシューティングガード。チームのオフコートキャプテンを務める。昨シーズンは57試合すべてに出場し49試合に先発出場。強いフィジカルとアウトサイドシュートが持ち味。
シーズンを通して、特にディフェンスを意識してプレーをしてきたので、まずはディフェンスに注目してほしいです。あとは3Pシュートです。ディフェンスと3Pををチャンピオンシップの舞台で表現したいなと思います。
チャンピオンシップ初出場ということで、さらにその初戦が川崎さんということでチームの一人一人に気合が入っていますし、何としても勝ちにつなげたいと思います。
キング開(きんぐ・かい)
横浜市出身の23歳(2000年生)。身長185センチ。ポジションはポイントガード兼シューティングガード。横浜ビー・コルセアーズのユースチーム出身。専修大を経て、昨シーズン途中からプロ契約を結ぶ。鋭いドライブや高い身体能力が魅力。
チャンピオンシップの舞台は、僕自身も初めてですし、チームとしても初めてなので、未知の世界ですが、間違いなく、レギュラーシーズンとは全然違う雰囲気だと思っています。
自分たちが取り組んできたことを発揮できれば勝てると思っているので、緊張するとは思いますが、一人一人が自分の役割を全うして、川崎さんにはレギュラーシーズンで負け越しているので、借りをかえしたいと思います。
オフェンス面で身体能力を使ったプレーを見てほしいのはもちろんですが、ディフェンスだったりリバウンド、ルーズボールだったり、スタッツには表れない泥臭い部分、チームに勢いをもたらす部分を、自分自身は意識しているので、そういる泥臭い部分を見ていてほしいなと思います。
NHKでは“神奈川ダービー”を含めチャンピオンシップを以下の日程で放送します。
そして5/14(日)の第2戦はNHK横浜放送局でパブリックビューイングイベントを行います。 開場15:00 開演15:40 ぜひ当日会場にお越しください。詳しくはこちら
神奈川の熱いバスケをお見逃しなく!!